タケエイ、岩手県からの感謝状受領大船渡市支援の取り組み

タケエイ、岩手県から感謝状を受領

2025年2月に発生した大船渡市の大規模林野火災に際し、株式会社タケエイ（東京都港区）は岩手県から感謝状を受け取りました。タケエイは被災地への支援として、岩手県の「林野火災復旧対策事業費補助」に対し、10,000千円（1千万円）の寄附を行いました。この寄附は、大船渡市内の被災した森林の早期復旧に寄与するもので、感謝状は8月20日に岩手県副知事の佐々木淳氏より授与されました。

支援の背景

この支援は、タケエイが地域の復旧に向けて積極的に関与していることを示しています。タケエイの代表取締役阿部光男氏は、「地域の絆を大切にし、次世代に向けた森林の保全活動を推進しています」と語っています。また、同社は「まち・ひと・しごと創生寄附活用事業（企業版ふるさと納税）」を通じて、さらなる地域貢献に取り組んでいます。

感謝状贈呈式の様子

贈呈式には、タケエイの林業部門を代表する我妻修氏、岩手県副知事の佐々木淳氏、タケエイグループの幹部が出席し、温かい雰囲気の中で行われました。岩手県側は「地域の復興には企業の支援が不可欠であり、タケエイの支援に感謝しています」と述べました。

タケエイの森林保全への取り組み

タケエイグループは、岩手県内にある株式会社花巻バイオマスエナジーや花巻バイオチップ株式会社、株式会社泉山林業などの企業を傘下に持ち、地域の林業や環境保全に寄与しています。特に東北地方において、タケエイ林業は植林や間伐、未利用材の調達など多岐にわたる業務を展開し、森林の保全に取り組んでいます。

また、同グループは策定した森林経営計画に基づき、伐採や林地残材の燃料化、再造林の循環を確立し、林業の再生と活性化に努めています。