バーチャルライブの新時代
2025-11-21 21:20:28

カバー株式会社が実現した次世代バーチャルライブの新境地

カバー株式会社が推進する「バーチャルライブ開発プロジェクト」



カバー株式会社は今秋、Epic Gamesが開発したリアルタイム3D制作ツールである「Unreal Engine」を活用したバーチャルライブの新たな試みを発表しました。祝うべきなのは、人気VTuberグループ「ホロライブインドネシア」の5周年記念公演が、初のオフライン公演として開催されたことです。この記念すべきイベントは、2025年11月15日にインドネシアのタンゲランで行われ、Unreal Engineを駆使した新しい映像表現により、より洗練された視覚体験が提供されました。

新時代の映像表現を導入



オフラインで行われた公演では、映像がリアルタイムで変化する高品質な背景描画や、ダイナミックなライティング効果が導入されており、観客はタレントをより身近に感じることができる環境が整備されました。これにより、より深い没入感を持ったライブ体験を実現しました。

1. パフォーマンスのイノベーション



Unreal Engineに備わる標準のVFXツールである「Niagara」を活用し、流体シミュレーションやエフェクトをリアルタイムで生成。これにより、タレントのパフォーマンスはこれまでにないドラマティックな演出が施されています。加えて、TouchDesignerとの連携によって、物理的なライブ会場とほぼ同じ感覚で舞台装置を操作することができる特別なワークフローも確立されました。

2. 高度なグラフィックとタレントモデルの表現



Unreal Engineの先進的なレンダリング機能を駆使し、リアルな背景とアニメスタイルのタレントモデルを自然に融合させています。具体的には、独自開発されたシェーダー技術『HoloToonUE』が適用され、多光源に対応したアニメ調の陰影表現が進化しました。さらに、雨が降った際にはタレントモデルの表面を滴る表現も可能にし、視覚的な新境地を切り拓いています。

3. 臨場感を高めるライティング



照明と影の表現は、ライブ体験に欠かせない要素です。この公演では、Unreal Engineのレイトレーシング機能を用い、自然で高精度な影を作り出すことで、タレントや背景のリアリティを飛躍的に向上させています。また、実際のライブ制作現場で使われているDMX照明制御プロトコルをバーチャル環境に最適化し、複雑なライティング演出を実現することが可能になっています。

メタバースプラットフォームでの再視聴



公演後は、この記念イベントをより多くのファンに届けるため、メタバースプラットフォーム「ホロアース」にて全編公開される予定です。この配信は2025年11月23日から始まり、様々な時間帯で視聴できるように調整されます。さらに、VTuberの姿でホロアースにログインし、ファンと共に視聴イベントも計画されています。

開催日や参加方法、料金についての詳細は公式サイトにて確認することができます。

カバー株式会社について



カバー株式会社は東京・港区を本拠地に置く企業で、世界でも有数のVTuberIPを駆使したエンターテイメントを数多く展開しています。VTuber事業を中心に、次世代のコミュニケーション手段としてプラットフォームやメタバースの開発に注力し、世界中で愛されるバーチャルカルチャーの創造を目指しています。

公式サイト: カバー株式会社

まとめ



「ホロライブインドネシア」の5周年記念公演は、ただのライブイベントに留まらず、次世代のエンターテインメントの重要な一歩です。カバー株式会社のこれからの挑戦に目が離せません。


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会社情報

会社名
カバー株式会社
住所
東京都港区
電話番号

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