L4トラック会議設立
2024-11-06 18:28:22

自動運転トラックの未来を拓く「L4 Truck Operation Conference」設立

自動運転トラックの未来を拓く「自動運転トラック輸送実現会議」設立



2023年、自動運転技術が進化を遂げる中、株式会社T2が掲げる「日本の物流を共に支える」という大義のもとに「自動運転トラック輸送実現会議 ~L4 Truck Operation Conference~」が設立されました。このイニシアティブの目的は、特に2024年に迫る物流の課題、いわゆる「物流2024年問題」に対応することです。

設立の背景



T2は2022年の設立以来、増加するトラックドライバー不足の問題に対処すべく、「紡ぎ、繋げ、未来へ継ぐ」を基本方針とし、自動運転トラックを用いた幹線輸送の実証を進めてきました。トラックドライバー不足は、もはや一つの企業や業界の力だけでは解決できない問題です。そのため、T2は業界全体を巻き込んだ協力が必要であると考え、「自動運転トラック輸送実現会議」を設立しました。この会議は、様々な業界のプレイヤーが集まり、共創を通じて自動運転トラックの社会実装を目指す重要なプラットフォームとなるのです。

「自動運転トラック輸送実現会議」の目的と活動内容



目的



この会議の主な目的は、物流2024年問題を解決するために、「日本の物流を共に支える」仲間づくりを進めることです。また、業種を超えた連携を通じて、自動運転トラックの迅速な社会実装を促進することも目指しています。

活動内容



会議の活動内容には、以下の項目が含まれます。
  • - L4オペレーションの成立に向けた課題の整理と解決策の立案
  • - 共同実証の結果共有および課題と改善についてのディスカッション
  • - L4の普及に向けた標準化や物流効率化の推進
  • - 技術開発、規制緩和、社会受容性の向上に向けた共同取り組み

また、会議は定期的に行われ、全体会合は3か月ごとに、月次WGが1か月ごとに開催されます。

参加企業



2024年11月時点での参加企業は以下の通りです。
1. 佐川急便株式会社
2. セイノーホールディングス株式会社
3. 日本貨物鉄道株式会社
4. 日本郵便株式会社
5. 福山通運株式会社
6. 三井住友海上火災保険株式会社
7. 三井倉庫ロジスティクス株式会社
8. 三菱地所株式会社
9. KDDI株式会社
10. 株式会社T2

これらの企業は、自動運転トラックの実用化に向けて意見を交わし、互いの技術や知識を融合させることで、物流業界の未来を切り開いていくことを目指しています。

まとめ



「自動運転トラック輸送実現会議」は、今後の物流業界に革新をもたらす重要な取り組みであり、社会の交通時代における新たなスタンダードを築くための第一歩です。T2をはじめとする参加企業たちは、共に協力し合いながら、2024年問題を解決するための新しい方法論を生み出していくことでしょう。自動運転トラックの技術が進むにつれて、負担の軽減や安全性の向上が期待され、物流業界が持つ課題の解決に繋がることが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社T2
住所
東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル 1階
電話番号

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