国際航業が脱炭素研修に新たなボードゲームを導入

国際航業が新たな脱炭素研修ツールを提供

国際航業株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：土方聡）は、カーボンニュートラルについて楽しく学べる新しい研修ツール「ボードゲームdeカーボンニュートラル」を使用した脱炭素研修サービスを提供開始しました。このボードゲームは、株式会社プロジェクトデザインと共同で開発され、自治体や企業、学校など多様な分野での人材育成に役立てられることを目指しています。

ボードゲームの詳細と特長

「ボードゲームdeカーボンニュートラル」では、参加者が6つの役割（電力会社、自動車メーカー、IT事業者、農林業、環境NPO、政府・行政）に分かれ、それぞれの視点からカーボンニュートラルの達成を目指します。具体的には、平均気温を1.5℃以内に保ちながら、排出量と吸収量の調和を図ることが求められます。

このボードゲームの大きな特徴は、ゲームセッションが90分という短時間で行えるため、少人数（4〜6人）のグループでも気軽に取り組める点です。既存のカードゲームでは、一般的に3時間かつ12人以上が必要とされるため、この形式は特に教育現場などでの導入が期待されています。

背景と社会的意義

地球温暖化を背景に、脱炭素社会の実現は急務となっています。国際航業は、既に多くの自治体と連携し、「地球温暖化対策実行計画」の策定に携わってきました。ボードゲームを利用することで、多くの方にカーボンニュートラルの必要性を理解してもらい、それに基づいた行動を促進するのが狙いです。

ゲーム体験から得られる学び

このボードゲームを通じて学べることは多岐に渡ります。ゲーム内で「排出量≦吸収量」である状態を理解することができ、さらにパリ協定の目標達成に向けたアプローチをシミュレーションで体験できます。また、温室効果ガスの削減だけでなく、経済成長との両立を意識することも重要なテーマとして扱われています。

継続的な学びの場として

今後、国際航業は「ボードゲームdeカーボンニュートラル」を基に、カードゲームや座学研修、コンサルティングサービスなど、段階的に学べる研修メニューを展開予定です。これにより、受講者が実際の活動に繋がるような体系的なサポートを提供していきます。

国際航業の使命

国際航業は、地理空間情報技術を駆使し、持続可能な社会の実現に向けた幅広い取り組みを行っています。脱炭素に関する専門知識を持った人材を育成し、社会全体のカーボンニュートラル実現に寄与するため、今後も積極的に活動を続けていきます。
【注意】ボードゲームは単体での販売は行っておらず、研修サービスとしてのみ提供されます。