IBM幕張DXセンター
2024-08-01 17:02:58

千葉県にIBM幕張DXセンターが誕生しERPサービスを拡充

日本アイ・ビー・エム(IBM)は、千葉県千葉市美浜区に新たに「IBM幕張DXセンター」を開設しました。これは国内8カ所目となる「IBM地域DXセンター」の一部で、特にアプリケーション・マネジメント・サービス(AMS)を中心とした統合基幹業務システム(ERP)の運用保守に特化したサービスを提供します。さらに、フィリピンのクライアント・イノベーション・センター(CIC)との連携により、リモートでの高品質サービスを実現します。

近年、企業は老朽化したITシステムや複雑化した運用コスト、そしてIT人材不足といった課題に直面しています。この中で、特にERPをクラウド型アプリケーションに移行させるためのモダナイゼーションが重要なニーズとなっています。しかし、既存の複雑なシステムの移行は決して簡単なものではなく、多くの企業が成長戦略の一環としてこの課題に取り組んでいます。

それに応える形で開設されたIBM幕張DXセンターは、フィリピンのCICと強力に連携し、最新技術を駆使した高効率な開発体制を整えています。フィリピンのエンジニアは、欧米向けの基幹系パッケージの導入実績を持ち、業界ごとの専門的なスキルも充実。彼らは安全なセキュリティ環境のもと、高い技術力を活かして日本市場向けのサービスを提供します。また、ジャパン・イノベーション・ハブには、技術的な議論に対応できる優れた日本語能力を持つプロジェクトマネージャーが在籍しており、顧客ニーズに対する迅速かつ適切な対応が可能です。

具体的なサービスとしては、SAP S/4HANA®の移行、SAP Ariba®を利用した調達・購買、SAP SuccessFactors®による人事・人材管理、さらにOracle Fusion Cloud ERP、SCM、HCMを活用した幅広いプロジェクトの支援が行われます。これにより、日本のお客様が求める複雑なシステム構築や運用保守が可能となり、現行のシステムのモダナイゼーションを実現します。

IBM地域DXセンターは、開発の高度化とビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)によって企業の効率を向上させ、従来の国内ビジネスモデルの枠を超えたデジタル変革を図るために、日々進化を続けています。今後は、各地域の特性を活かしながら、サービス機能をさらに拡充し、グローバルとの連携を深めることで、日本のお客様のデジタル変革をさらなる高みへと導いていきます。これにより、IBMはDX人材の育成にも力を入れ、地域のIT業界全体の底上げを目指しています。
このように、IBM幕張DXセンターの設立は、単なる拠点の増加にとどまらず、デジタル変革の新しい時代を迎えるための大きな一歩となることでしょう。


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会社情報

会社名
日本アイ・ビー・エム株式会社
住所
東京都港区虎ノ門二丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
電話番号
03-6667-1111

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