宇宙で船舶検知成功
2026-08-07 11:05:30

スペースシフト、JAXAと共同で衛星による船舶検知に成功

スペースシフト、JAXAと共同で衛星による船舶検知に成功



株式会社スペースシフト(本社:東京都千代田区、代表取締役:金本成生)が、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で進めている「軌道上実証AIアプリ」事業において、2026年6月から7月にかけて実施した国内外4つの海域での実証観測を無事完了しました。このプロジェクトでは、全ての観測において衛星軌道上でAIを用いた船舶検知に成功したことが報告されています。

この実証は、2026年3月に採択された提案であり、「深層学習を用いた水域・船舶検知モデルの軌道上実証」が基盤となっています。実証に使用された機器は、株式会社QPS研究所のQPS-SAR12号機に搭載された、JAXAが開発したオンボードAI実証機です。これは、宇宙からのデータを活用し、地上へのデータ伝送をより効率的に行うことを目的としています。

JAXAの「軌道上実証AIアプリ」事業の背景


JAXAは2025年8月に、QPS-SAR12号機に搭載されたAI実証機を使った新たな宇宙利用サービスの実現を目指し、軌道上実証AIアプリの公募を行いました。スペースシフトの提案が採択されたことで、本プロジェクトが本格始動し、AIを用いた船舶検知に向けた技術開発が進められました。

今回の実証では、地上での試験を経たアルゴリズムを使用し、実際の衛星データを元に船舶の検知を行いました。これにより、データの圧縮が可能となり、従来のGBクラスのサイズからテキストデータに変換することでデータ伝送量を約90%削減することが期待されています。

実証結果の詳細


実証が行われた海域は、シンガポール、オーストラリアのポートヘッドランド、パナマシティ、そして東京湾・横浜沖の4つの地域です。それぞれの日程で船舶検知に成功し、特にシンガポールでは90隻、ポートヘッドランドで15隻、パナマシティで57隻、東京湾・横浜沖で28隻の船舶が検知されました。

船舶検知の状況


各海域で得られたデータによると、検知された船舶は港湾周辺から外洋に至るまで多様な環境で確認されました。シンガポールの国際海峡では高密度な船舶が行き交い、ポートヘッドランドでは資源輸出用の船舶、パナマシティでは湾に滞在する船が、東京湾では港に停泊する船舶がそれぞれ検知されています。

今後の方向性


今回の実証結果は、さまざまな海域における船舶検知の技術的有効性を証明しました。スペースシフトはこれを踏まえ、海洋監視や船舶動向把握といった具体的な利用シナリオの模索を進め、実用化に向けた取り組みを加速させる予定です。また、今回の技術は単なる船舶検知にとどまらず、浸水災害時の被害状況把握など防災などの分野へも応用可能性があります。

スペースシフトの概要


スペースシフトは2009年12月に設立され、「地球上の変化を認識可能に」というテーマの下、AIを使った衛星データ解析の技術開発に注力しています。infrawatchや防災、環境保全といった分野で、衛星データ解析パッケージ「SateAIs」を展開し、持続可能な社会の実現を目指しています。

会社情報


会社名: 株式会社スペースシフト
役職: 代表取締役 金本成生
所在地: 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル6階
設立: 2009年12月11日
資本金: 7億399万円(資本準備金含む)
URL: スペースシフト公式サイト

本アプリ事業の今後の進展が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社スペースシフト
住所
東京都千代田区大手町1−6−1大手町ビル6階
電話番号

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