寺田倉庫がスタートアップ支援プログラムの第3期生を発表
東京都品川区に本社を構える寺田倉庫株式会社は、スタートアップの育成を目的にしたインキュベーション事業「Creation Camp TENNOZ」の第3期生として、10社のスタートアップを発表しました。このプログラムは、シード期を対象としており、設立から3年以内の企業を対象にしています。
支援プログラムの内容
Creation Camp TENNOZは、2年間のオフィス滞在型のインキュベーションプログラムです。このプログラムに採択された企業には、1,000万円の資金提供と、無償でのオフィス利用が2年間提供されます。さらに、メンター制度や企業の支援を通じて、スタートアップの事業化を包括的にサポートします。これにより、参加企業が自社のアイデアを形にするための重要なステップを踏むことができます。
第3期生の選出プロセス
第3期生は、2026年3月に募集を開始し、約200件の応募が寄せられました。一時選考と二次選考を経て、最終選考会である「Creation Campfire 2026」でピッチを行い、10社が入居を決定しました。これらの企業は、これからの2年間にわたり、寺田倉庫のインキュベーション施設を拠点に事業を進めます。
新たな支援枠の創設
本年からは、最終選考会での新たな取り組みとして、審査員であるベンチャーキャピタルからの出資機会も設けられました。入居企業に選ばれなかった企業でも、ピッチの結果次第では、VCからの出資を受ける可能性があります。これは、より多くのスタートアップが成長の機会を得られる新しいステップです。
第3期生の企業紹介
以下は、今回選出された10社の企業概要です。各社は独自のビジョンとサービスを持ち、それぞれの分野での成長を目指しています。
1.
illumista株式会社 - 育休支援システム「workingU」を提供。
2.
カスフル株式会社 - 酒粕を利用した素材開発を行う。
3.
合同会社CYCLER - 免許返納者の移動を支える新しいモビリティソリューションを提供。
4.
株式会社TERRIA - 廃棄資源を活用した陸上畜養殖事業。
5.
Knowvel株式会社 - 設備工事業向けのAI業務代行サービス。
6.
株式会社peaceful - 看護師向けのAIエージェント開発。
7.
株式会社ヒーロープロデュース - 中小企業向けの人材採用オークションサービス。
8.
株式会社BearBell - 動物目撃情報共有システム「クマップ」を展開。
9.
Minorie - 千葉大学発のゲノム解析を用いた産地決定インフラ構築。
10.
株式会社Mutubi - 被災地での評価・育成インフラを提供。
このように、多様な業界から新しいアイデアが集まっており、今後の展開が楽しみです。
支援内容の詳細
Creation Camp TENNOZでは、さまざまな支援内容が用意されています。
- - 無償オフィス利用: 2年間のオフィススペースが無償提供されます。
- - 資金支援: 寺田倉庫からの1,000万円の資金提供が行われます。
- - メンター制度: 専門家からのアドバイスを受けることができます。
- - ネットワーキング: 定期的に勉強会やイベントが開催され、起業家同士のつながりが生まれます。
- - VCからの支援: ベンチャーキャピタルによる追加出資や助言も受けられます。
これらのプログラムを通じて、スタートアップ企業の成長を促進する環境が整えられています。
入居企業の成果
過去の入居企業は、Creation Camp TENNOZの支援を通じて顕著な成果を上げています。例えば、株式会社Creator’s Xは、会社設立から1年半で19億円の資金調達に成功。KNOTTER株式会社は、初のプロダクト「旅する家具」で成功を収めました。さらに、株式会社MYLILYは「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出され、今後が期待されています。
このように、Creation Camp TENNOZはスタートアップの成長に寄与する重要なプラットフォームとして、今後も注目を集めていくことでしょう。
お問い合わせ
スタートアップの支援について詳しく知りたい方は、寺田倉庫の公式サイトやSNSをご覧ください。しかし、最後に重要なお知らせです。生まれたアイデアが、スタートアップとして成長し、実現するための舞台が用意されています。今後さらに多くのスタートアップが、Creation Camp TENNOZの支援を受けて成功することを期待しています。