MetaMoJiと関電工が手を組む
株式会社MetaMoJiは、施工管理アプリ「eYACHO」と株式会社関電工が提供する測定記録支援システム「BLuE」との機能連携を発表しました。この連携により、建設現場での作業がどのように進化していくのか、注目が集まっています。
BLuEとは何か?
関電工が開発した「BLuE」は、電気設備工事で使われる計測機器とBluetoothで接続し、自動的に計測データをアプリ上で帳票に反映できるツールです。従来は計測データを手動で記入していましたが、BLuEを使うことでその手間を大幅に省くことが可能となります。これにより、現場での入力ミスを防ぐだけでなく、帳票作成にかかる時間も短縮されます。
作業効率の向上
今回の連携によって、BLuEで取得した計測データは「eYACHO」へ直接取り込まれます。これにより、現場の作業者は手入力をせずにリアルタイムで正確な帳票を作成できるようになります。現場業務が効率よく進行し、施工管理者の事務作業にかかる時間も短縮されるため、プロジェクト全体のスムーズな運営に寄与します。
2024年問題への対応
建設業界では、2024年4月からの時間外労働の上限規制(俗に言う「2024年問題」)が迫っています。この法律に対応するために、現場の業務を効率化し、ミスを減少させることが求められています。MetaMoJiの「eYACHO」は、現場での業務プロセスをデジタル化し、スマートな施工を可能にするための1つの手段です。
イベントでの紹介
この連携に関する詳細は、7月31日(木)から8月1日(金)にかけて開催されるMetaMoJi主催のオンラインイベント「MetaMoJi Days 2025」にて発表される予定です。このイベントは、業界関係者にとって貴重な情報を得る機会となりそうです。興味のある方はぜひ参加を検討してください。
連携機能の提供開始について
この連携機能は、BLuE for iPad v1.9(2025年10月頃リリース予定)および、eYACHO for Business 7(2025年9月頃リリース予定)で利用可能になります。なお、eYACHOのスタンダード版以上のユーザーに提供されることも忘れてはいけません。
まとめ
MetaMoJiの「eYACHO」と関電工の「BLuE」の連携は、施工現場でのデジタル化を進め、業務効率の向上とミス削減を実現するための重要な一歩です。この連携により、建設業界のスマート施工が一層加速していくことでしょう。今後の展開が非常に楽しみです。