ENECHANGEと伊藤忠エネクス、資本業務提携でエネルギー分野の革新を目指す

ENECHANGEと伊藤忠エネクスの資本業務提携

ENECHANGE株式会社（以下「ENECHANGE」）と伊藤忠エネクス株式会社（以下「伊藤忠エネクス」）は、この度資本業務提携を締結し、新株式の発行を行うことを発表しました。この提携は両社の経済的利益に寄与するものであり、エネルギー業界の革新を目指しています。

提携の背景と目的

ENECHANGEは「エネルギーの未来をつくる」をミッションとして、2015年に設立され、電力及びガス会社の選択をサポートするプラットフォームを展開してきました。さらに、2021年にはEV充電事業を開始し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めています。一方、伊藤忠エネクスは1961年の創業以来、エネルギーの安定供給を使命として、石油やガスの提供を行っています。

提携によって、ENECHANGEが持つノウハウと伊藤忠エネクスの広範なネットワークを統合し、新たなビジネスチャンスを創出していく狙いです。両社は、電力・ガス・モビリティ分野における付加価値の向上を推進し、消費者の生活に役立つソリューションを提供する体制を築いていくとしています。

具体的な協力内容

今回の資本業務提携では、以下のような具体的なシナジーを追求しています。

1. 顧客獲得の促進：ENECHANGEのエネルギープラットフォームを用いた共同マーケティングにより、多くの顧客を獲得する施策を展開。
2. エネルギー関連サービスの拡充：ENECHANGEは、エネルギー関連商材の拡販を行い、顧客に対する付加価値の向上を図ります。
3. コアシステムの共同開発：電力やガス、モビリティに関する業務オペレーションを共同で受託し、効率化を図る計画です。
4. EV充電サービスの強化：電気自動車（EV）充電サービスの拡充を目指し、充電インフラの普及にも取り組んでいきます。

長期的なビジョン

地球温暖化の進行や環境問題は、エネルギー業界にとって重要な課題です。ENECHANGEと伊藤忠エネクスは、変化する時代のニーズに応え、より持続可能な社会の実現を目指しています。今後、両社の強みを活かしつつ、新たなビジネスモデルの構築や、顧客接点の強化を進めることで、競争力の向上を図っていく考えです。