プロレス×障害福祉で進化する保護猫活動
岐阜県岐阜市にて、女子プロレスラーのマリ卍選手が推進する「猫ちゃん募金プロジェクト」がスタートしました。このプロジェクトは、障害者支援施設とコラボし、保護猫の支援を行うことを目的としています。プロレスと福祉の融合によって、もっと多くの人に社会貢献の楽しさを知ってもらおうという試みです。
プロジェクト概要
「猫ちゃん募金プロジェクト」では、マリ卍選手が試合会場で販売するグッズの売上の一部を、一般社団法人サステイナブル・サポートが運営する保護猫カフェ「忍者ねこカフェ猫影」に寄付します。これにより、保護猫の命を救うだけでなく、障害者の収入向上にも寄与することが可能になります。
マリ卍選手自身も大の猫好きで、2匹の保護猫「むぅ」と「いなり」を飼っています。彼女は、「自分も保護猫活動をしたいが、プロレス選手としての活動に専念するため、サステイナブル・サポートにその思いを託しました」と語ります。
プロレスファンと猫好きがつながる場
これまで、保護猫を支援したいと思っても、実際に行動に移すのは難しかった方々に対して、「猫ちゃん募金プロジェクト」は新たな参加方法を提供しています。プロレス観戦やグッズ購入を通じて、手軽に社会貢献ができるシステムの構築は、参加者を増やす鍵となるでしょう。
募金方法について
「猫ちゃん募金プロジェクト」では、募金方法が2つ用意されています。ひとつは、試合会場に設置された「猫ちゃん募金箱」へ募金すること。もうひとつは、マリ卍選手のオリジナルグッズを購入することです。グッズの売上からは2割が寄付に充てられ、具体的にはTシャツやポートレート、キーホルダーなどの多彩な商品がラインナップされています。
猫影の役割
「忍者ねこカフェ猫影」は、就労継続支援B型事業所シャンツェが運営する保護猫カフェで、猫たちの医療費や食費に使用される寄付金は、全額猫の飼育費に回されます。これにより、障害者の工賃も向上し、社会全体がハッピーになる仕組みが形成されているのです。
ぎふハッピーハッピープロジェクトとは
本プロジェクトは「ぎふハッピーハッピープロジェクト」と連携しています。これは、地域の課題解決を目指すNPOや企業が協力し、社会貢献活動を促進するものです。プロジェクトの一環として、マリ卍選手の活動は注目を集めています。
インタビューでマリ卍選手は、「プロレスを通じて地域を元気にし、猫や障害者の支援ができることが嬉しいです。今後も多くの人々にこのプロジェクトを知ってもらい、みんなが参加してほしい」と強調しました。
地域での活動を広げる
「猫ちゃん募金プロジェクト」は、プロレスというエンターテインメントの力を利用して、猫の保護活動と障害者支援という2つの社会問題に取り組んでいます。このプロジェクトを通じて、多くの方に地域社会に対する貢献の仕組みが広まることを期待しています。ぜひ、プロレス観戦やグッズ購入を通じて、地域の未来に貢献してみませんか?