医薬品データ支援
2019-10-17 17:34:55

スタートアップ支援で医薬品データベースを無償提供するデータインデックスの取り組み

データインデックスがスタートアップ支援プログラムを発表



データインデックス株式会社は、医療・ヘルスケアのスタートアップ企業に向け、医薬品情報データベース「Drug Intelligence Reinforce®️(DIR)」を1年間無償で提供することを発表しました。このプログラムは、創業から2年以内の企業を対象にしており、医薬品関連のサービス設計を行う上での重要なサポートとなります。

医薬品情報データベース DIR とは



「Drug Intelligence Reinforce®️」は、医療機関のシステムに組み込まれているデータベースで、電子カルテや電子薬歴、レセプトコンピュータなどで利用されています。これまでに約45,000の医療施設に導入されており、その実績は業界トップです。特に、薬剤師や医療情報技師、DBスペシャリストといった専門技術者が揃ったチームによって運用されているため、高い信頼性があります。

特徴



1. 高い信頼性
多様な専門家からなるチームにより、正確な情報提供が可能です。

2. データの即時性
毎月新しい情報が更新され、一部はリアルタイムで配信されます。

3. 多様なラインアップ
日本国内最多の55種類のデータベースが揃っており、医療用医薬品やOTC医薬品を含む約32,500品目の情報がコンパイルされています。この豊富なデータを活用することで、目的に応じた情報を柔軟に組み合わせて利用することが可能です。

実際の利用実績



2019年3月末時点での利用実績として、病院やクリニック、調剤薬局においても広く活用されています。具体的には、約2,500の病院、7,500のクリニック、そして35,000の調剤薬局が「DIR」を利用しています。さらに、データ解析やウェブコンテンツ、研究分野にも活用されており、多岐にわたる利用が見込まれています。

プログラム導入の背景



創業間もないスタートアップ企業は、限られた予算の中でサービスの設計やプロトタイプの開発を行わなければならないため、市場でデータを購入することが難しい場合があります。このような状況を鑑みて、データインデックスはリーディングカンパニーとして、医薬品情報を活用した新たなWebサービスやアプリケーション開発の支援を行い、医療・ヘルスケア分野の革新を促進することを目指しています。

対象となるデータベース



今回無償提供されるデータベースには、医薬品マスタDBや添付文書DB、先発後発一般名処方DB、ハイリスク候補薬剤DBなどが含まれています。これにより、スタートアップは医療用医薬品に関するさまざまな基本データを利用できます。

最後に



データインデックスは、医薬品情報を駆使した新しい医療サービスの創出を支えることで、健康に寄与することを目指します。スタートアップ企業にとって、こうした貴重なデータを無償で活用できる機会は、将来の展望を大きく広げるものとなるでしょう。詳細については、データインデックスの公式ウェブサイトをご確認ください。

会社情報

会社名
データインデックス株式会社
住所
東京都港区芝大門2-5-5住友芝大門ビル11階
電話番号
03-6453-7150

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