信州の17歳の魅力
2022-02-10 13:00:08
信州の17歳を切り取る!渡部さとる写真集『da・da』の魅力とは
信州の新たな魅力を発見する旅、写真集『da・da』の誕生
信州・松本地域を舞台に、1961年生まれの写真家渡部さとる氏が17歳の若者たちの肖像を収めた写真集『da・da』が、2023年2月16日にリリースされます。本書は、松本広域連合が企画しており、松本市を中心とする8つの自治体の観光案内所や、東京、大阪、名古屋の観光情報センターで無償で配布される予定です。このプロジェクトは、地域をPRするだけでなく、現代の写真表現の可能性を探るための新たな試みと言えます。
松本地域の魅力と独自の文化
松本広域連合は、長野県松本市を中心に約42万人が暮らしている地域です。この場所は自然と人間の生活の調和が取れており、東京や名古屋から2〜3時間という距離にありながら、独自の文化や風景が色濃く残っています。2,000mから3,000m級の山々に囲まれたこの地域は、都市生活とは異なる豊かで静かな環境を提供しています。観光名所が点在する一方で、地元の17歳という特別な年代に焦点を当てた本書は、地域の新たな魅力発見につながります。
写真家・渡部さとるの視点
渡部さとる氏は、大学で写真を学び、日刊スポーツ新聞社でスポーツ写真を経験した後、フリーランスとして様々なメディアで活動してきました。そして、今回の撮影においては「17歳を撮る」という選択をしました。彼は、「17歳は人生の重要な転換期であり、その年代の人々が持つ魅力を捉えたい」と語っています。彼らの存在は、地域文化の最前線に位置しているとも言えるのです。
写真集の意義とデジタル時代への挑戦
本書『da・da』は、単なる観光PRのパンフレットではなく、写真集として手に取ってもらうことを目的としています。渡部氏はデジタル時代における「本」の価値を強調し、情報を伝えるだけでなく、記憶として残す役割の重要性に注目しています。彼は「本は再生機器を必要とせず、時間が経っても手元に残りやすい」と述べており、地域を訪れた人々の記憶に残るアイテムとして機能することを期待しています。
メディア展開と観光PRの新しい形
このプロジェクトは、松本広域連合の「#まつもトコトコ」プロジェクトの一環として実施されています。このプロジェクトは、ゲストに地域の魅力を伝えることを目的とし、ウェブコンテンツの制作や発信を行っています。写真集のリリースと同時に、スペシャルサイトでデジタル版の閲覧や、未掲載の写真、インタビュー動画が公開される予定です。
信州・松本地域は、自然の美しさとともに、地元の若者たちの感性を通じて新たな魅力を発見できる場所です。写真集『da・da』は、信州の地域性や文化を再認識するための貴重なプラットフォームとなり、多くの人々の心に響くことでしょう。
会社情報
- 会社名
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松本広域連合 事務局 福祉・地域課
- 住所
- 長野県松本市波田4417-1松本市役所波田支所4階
- 電話番号
-
0263-87-5460