北海道で味わう「赤毛米」の魅力
2025年11月22日と23日の2日間、北海道ボールパークFビレッジ及び農業学習施設「KUBOTA AGRI FRONT」にて、特別な体験イベントが開催されます。このイベントは、北海道米の原点である「赤毛米」にスポットを当て、地域の食文化を感じる絶好の機会です。主催は、地域の多様な価値を創出するコミュニティ「Fビレッジと愉快な仲間たち」です。
「赤毛米」とは?
「赤毛米」は、150年以上の歴史を有する希少な米の品種です。この米を使った米作りは、明治6年に中山久蔵翁によって実現され、以後作物を広めるための種もみが無償提供されました。現在では、「ゆめぴりか」や「ななつぼし」といった品種が、赤毛米の子孫として知られています。この歴史を通じて、寒冷地での稲作の可能性を感じてもらいたいと思います。
体験内容
イベントでは、著名な茶懐石料理人、山田伸夫氏が講師を務めます。彼の手ほどきを受けながら、おむすび作りに挑戦し、参加者は自身で握ったおむすびを味わうことができます。おむすびの材料には「赤毛米」や「ゆめぴりか」を使用し、その違いを楽しみながら、米の背景にある歴史を学んでいきます。さらに、赤毛米から作られた日本酒「久蔵翁」と道産日本酒の飲み比べも行われ、地域特有の食のストーリーを体感できるチャンスです。
開催概要
- - 日時: 2025年11月22日(土)、23日(日)
- - 時間: 各日11:00~13:00
- - 場所: KUBOTA AGRI FRONT
- - 参加費: 3,000円(税込)
- - 定員: 各日20名(先着順)
講師プロフィール
山田伸夫氏は岐阜県多治見市出身で、59年のキャリアを持つ和食のエキスパートです。彼は、高校卒業後に茶懐石料理の世界に飛び込んで以来、様々な料理の世界で経験を積み、現在も食文化の伝承に努めています。
お問い合わせ
参加希望の方は、株式会社JTB北海道事業部の電話(011-271-7024)までご連絡ください。また、事前予約が必要ですので、ぜひお早めにお申し込みを!
このイベントは、食を通じて北海道の魅力や歴史、文化を深く理解する絶好の機会です。地域の食文化の継承に貢献し、新たな仲間と共に楽しめる場を提供します。ぜひ多くの皆さんのご参加をお待ちしています!