ユーフォリアの「Sgrum」が地域クラブ活動の運営を支援
スポーツテック企業の株式会社ユーフォリアが、茨城県鹿嶋市内の部活動地域展開において、そのコミュニケーションと運営を効率化するツール「Sgrum」を採用しました。鹿嶋市の特定非営利活動法人であるかしまスポーツクラブにおいて、Sgrumが地域クラブ活動の連絡や運営管理をサポートします。この取り組みは、全国的に進行中の公立中学校の部活動改革の一環として、鹿嶋市でも活発に行われています。
現在、日本全国では学校部活動の運営が地域のスポーツクラブや指導員に移行している状況があります。これを「地域クラブ活動への転換」と呼び、鹿嶋市ではまず休日の部活動からの改革をスタート。2025年9月を目指して、市内のすべての公立中学校で休日活動を廃止する計画が進行中です。この大きな変更の中、かしまスポーツクラブは2025年1月から先行して行った4つの地域クラブでSgrumを導入し、それによって連絡体制や参加名簿、スケジュール管理を一元化することが可能になりました。
Sgrumの具体的機能
Sgrumは、会員の情報管理、連絡・お知らせ機能、スケジュールの共有、出欠確認などを円滑に行えることが特長です。さらに、請求・支払い管理機能も備えており、保護者は月々の会費を自動的に決済できるオプションも利用可能です。このため、日常の運営業務が非常に効率的に進められます。
- - 会員の情報管理 : 会員情報の取得とカスタマイズが可能で、必要な情報をシームレスに管理できます。セキュリティも考慮されており、個人情報の保護も万全です。
- - 連絡・お知らせ、スケジュール共有、出欠管理 : スタッフ間の連絡は一元管理され、連絡が行き届く仕組みが整っており、チャット機能も搭載されています。また、スケジュールの共有機能によって、参加者は自分の出欠を確認しやすくなります。
- - 請求・支払い管理機能 : この機能により、定期的に請求を自動化。保護者はクレジットカード決済やWebコンビニ決済から選択でき、支払い状況も容易に確認できます。
- - ホームページ制作 : テンプレートを利用して簡単にクラブのホームページを作成できます。これにより最新情報やイベント案内をスムーズに配信できます。
ユーフォリアは、ITの力を駆使して、鹿嶋市が目指すスポーツや文化芸術活動を楽しむ環境の実現に寄与していきます。
Sgrumについて
「Sgrum」は、学校や地域のスポーツ団体で幅広く利用されており、約2000の加盟団体がこのプラットフォームで活動しています。日本国内の多くのプロスポーツ団体がこのアプリを使い、指導者と保護者をつなぐ大事な役割を果たしています。会員管理から月謝徴収、物販管理機能まで、スクール運営に欠かせないツールとして進化しています。
ユーフォリアの企業基本情報
設立は2008年で、本社は東京都千代田区。代表取締役で共同創業者は橋口寛氏と宮田誠氏です。ユーフォリアは、スポーツの課題を解決するためのシステム開発やコンサルティング事業を展開。今後も「人とスポーツの出合いを幸福にする」を理念に、技術でスポーツの未来を切り開くことを目指しています。