トーヨー・イータリーの栄誉
2025-02-25 09:21:33

フィリピンの宝、トーヨー・イータリーがASIA'S 50 BESTで栄誉を獲得

トーヨー・イータリー、ASIA’S 50 BEST RESTAURANTSでの受賞



フィリピンのマニラに位置する「トーヨー・イータリー」が、2025年度のASIA'S 50 BEST RESTAURANTSにて「ジンマーレ・アート・オブ・ホスピタリティ賞」を受賞しました。この賞は、過去18カ月間において卓越したホスピタリティを提供したレストランに贈られ、アジアのベスト50レストランアカデミーによる投票で決定されます。

受賞発表は、韓国・ソウルのグランドハイアット・ソウルで行われる授賞式の前に行われる重要なイベントです。トーヨー・イータリーは、2018年に「ワン・トゥー・ウォッチ賞」を受賞し、同アカデミーの舞台に初めて登場して以来、その名声を高めてきました。2019年のランキングではNo.43に位置づけられ、以降も5年間連続して「フィリピンのベストレストラン」の称号を手にしました。2023年には、「サスティナブル・レストラン賞」も獲得し、その地位を確立しています。

トーヨー・イータリーの名前は、タガログ語で「醤油」を意味し、フィリピン人シェフのジョルディ・ナヴァラ氏と彼の妻メイ・ナヴァラ氏によって運営されています。二人はフィリピンの伝統と食文化を尊重しながら、あたかも自宅に招かれたような温かみのあるサービスを提供しています。

料理と文化の調和



このレストランでは、意識的に地元の食材を生かした野菜をメインにしたメニューが楽しめます。特に目を引くのが、フィリピンの伝統的なタガログ民謡にインスパイアされた18種類の野菜を使用したサラダ「バハイ・クボ」です。また、3種類の豚肉を使った創造的なポークバーベキューや、フィリピン特有の調味料「バナナケチャップ」を活かしたナスのオムレツ「トルタン・タロン」も大変人気です。

このレストランではフィリピンの食文化と職人技を深く体感することができ、料理やインテリア、アートすべてにフィリピンの豊かな文化が息づいています。特に料理は、発酵や熟成技術を駆使した現代的なアプローチにより、伝統的な要素を新たに再構築しています。料理だけでなく、温もりあるおもてなしもこちらの特徴です。

シェフの哲学



シェフのジョルディ・ナヴァラ氏は、イギリスの「ザ・ファット・ダック」や香港の「ボー・イノベーション」で培った経験をもとに、トーヨー・イータリーを開業しました。彼は温室効果ガスの削減や地元の食材の積極活用に取り組み、お客様に親しみやすいファインダイニングの体験を提供しています。ナヴァラ氏は、「トーヨー・イータリーを訪れる全てのゲストがフィリピンの魅力を感じ取ってほしい。」と語っています。

受賞の意義



今回の受賞は、東京や香港、シンガポールといった世界の名店と並ぶ栄誉であり、トーヨー・イータリーにとっては新しいスタートにもなります。オリバ・フリン氏(Gin Mareのグローバル・ブランド・マネージャー)は、トーヨー・イータリーのスタッフ全員の献身がこの賞をもたらしたと称賛しています。

トーヨー・イータリーが体現するホスピタリティの精神は、ただのサービスを超えたもので、フィリピンの食文化の真髄と、ゲストとの確かな絆を築くことを大切にしています。これからも多くの人々に、彼らの温かいおもてなしと美味しい料理が届けられることを期待しています。


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会社情報

会社名
William Reed Ltd
住所
Broadfield Park, Crawley, West Sussex, RH11 9RTEngland
電話番号

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