マイナンバーカードの安全性を木佐彩子さんが聞く
総務省は、マイナンバーカードの普及を目指し、Web動画『ここが知りたい!マイナンバーカード『安全性解説』篇』を2023年2月24日に公開しました。この動画では、フリーアナウンサーの木佐彩子さんが生活者代表として、マイナンバーカードに関する疑問を専門家の手塚悟教授に対して投げかけています。手塚教授は、サイバーセキュリティの専門家であり、視聴者に分かりやすくその安全性について解説を行います。
木佐さんは、マイナンバーカードの番号が他者に見られることに対し、かなりの不安を抱いていると語ります。手塚教授はこの不安を軽減するため、マイナンバーは厳重な本人確認が必要であること、またICチップにはプライバシー情報が保存されていないことを説明し、視聴者に安心感を与えます。具体的には、マイナンバーカードを利用する場合には暗証番号や本人確認書類が必要であり、これによって情報の不正利用が難しいことを強調しています。
マイナンバーカードのICチップ
マイナンバーカードに搭載されているICチップには、税務や年金といった個人情報は保存されておらず、決してリスクが高いものではありません。手塚教授によると、ICチップには健康保険証としての利用情報も含まれておらず、プライバシーが守られているとのことです。また、万が一カードを紛失したり盗難に遭った場合でも、24時間365日いつでも一時停止を申請できるシステムが整っています。
マイナンバー制度は、情報を一元管理するものではなく、様々な機関で別々に管理されているため、情報漏えいのリスクが低いといえます。手続きには厳格なアクセス制御があり、必要な情報のみが限られた行政職員によって管理されていることも明確にされています。さらに、個人情報保護委員会という第三者機関が、その安全性を監視しているため、さらなる信頼が寄せられています。
木佐彩子さんのメッセージ
木佐彩子さんも動画内で、アナログな生活を送っている自分にとってのマイナンバーカードのメリットと不安を素直に語っています。手塚教授の説明を聞いたことで、その高い安全性についての理解が深まり、不安が解消されたと感じたそうです。彼女は「知ることが大切」と語り、この動画を通じて多くの人に新たな知見を得てもらいたいという願いを表明しています。
動画の利用方法
本動画は、YouTubeで視聴可能です。興味のある方は、ぜひ以下のリンクからご覧ください。ここでの情報が、マイナンバーカードに対する理解を深める一助となることを願っています。
マイナンバーカード『安全性解説』篇
総務省は今後も、マイナンバーカードに関する情報を発信するための動画を公開する計画を進めています。これにより、より一層の理解を促進し、マイナンバーカードへの信頼と利便性を高めていくことを目指しています。