SpicyCompany、次世代AI衛星と高出力プラズマレーダの開発を開始
株式会社SpicyCompany(東京都渋谷区)は、AI技術を搭載した衛星と高出力プラズマレーダを組み合わせた新たなプロジェクトの研究開発に着手しました。このプロジェクトは、宇宙空間における安全保障を強化し、効率的な監視・検知・対処の実現を目指しています。
背景とプロジェクトの目的
近年、衛星通信が妨害されたり、無人機が領域に侵入するリスクが高まっており、従来の受動的な観測手法だけでは対応が十分ではありません。SpicyCompanyは、AI衛星と高出力プラズマレーダを駆使して、即応性の高い安全保障体制を構築します。
技術構成・詳細
AIを搭載したPico衛星
- - 自律観測:この衛星は、低軌道(LEO)で多方向からの観測と信号の捕捉を行う、自律的な軌道制御AIを搭載しています。
- - 暗号化通信:Post-Quantumの準拠により、通信が妨害されても安全に運用できる設計となっています。
高出力プラズマレーダ
- - プラズマを用いた最新の焦点アンテナ技術に基づき、従来のレーダーでは捉えきれなかった対象の検知を実現します。
- - 電磁的なステルス性に優れた小型の飛翔体や高高度を飛行するプローブの識別が可能です。
統合AI制御(C3I)
- - 衛星、地上レーダー、無人機など多様なセンサーを統合し、AIが状況を判断し最適化を行います。
- - 分散型エッジAIを活用して冗長性を確保し、通信環境が厳しい場合でも限定的な機能を果たします。
研究体制と実証体制
本プロジェクトは、東京を中心とした国内外の研究拠点や専用の実験設備を通じて進められます。地上での通信試験、レーダー試験、衛星搭載AIアルゴリズムのフライト試験を段階的に行い、そのデータは安全に暗号化ネットワークを通じてリアルタイムで解析されます。
想定される運用
領域監視
低軌道衛星によって継続的に空間をモニタリングし、異常な信号を早期に発見します。
識別と追跡
プラズマレーダとAI解析を組み合わせ、脅威を特定し、軌道を予測します。
電子戦対応
ジャミングや妨害に対して耐性を持つように設計され、自律的な代替通信が確保される仕組みです。
限定的な対処支援
法律や国際規範に従った防御および追跡支援機能が提供されます。
国際連携と戦略的重要性
イスラエルの防衛技術を持つ企業や海外の宇宙関連ベンチャー、通信会社との共同研究を進め、民間主導の安全保障を強化します。将来的には、国際的なセキュリティ枠組みへの参加も視野に入れています。
今後の展望
短期的には、衛星搭載AIの機能を確認し、地上レーダーの試験を行います。中期的には、複数の衛星を使用した運用の検討及び、長期的には自律的な監視・識別のモデルを確立することを目指しています。国内外の防衛機関と協力しながら、効果的な運用を進めます。
会社情報
株式会社SpicyCompany
代表取締役:小宮 久
所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-7-6
TEL: 0120-110-081
FAX: 03-5422-1087
E-mail:
[email protected]
Web:
https://spcg.jp
お問い合わせ先
報道関係者様
Spicy Company広報・事業開発部
Email:
[email protected]
TEL:0120-110-081