加藤亮太郎の陶芸展
2024-10-01 11:04:18

加藤亮太郎が贈る現代陶芸の新境地—日本陶磁協会賞受賞記念展

加藤亮太郎が贈る現代陶芸の新境地—日本陶磁協会賞受賞記念展



2023年度の日本陶磁協会賞・金賞を受賞した陶芸家、加藤亮太郎の受賞記念展が、東京都中央区日本橋の壺中居にて開催されます。展覧会は2024年10月21日から26日までの6日間で、全日在廊の加藤氏が出品する作品を通じて、現代陶芸の魅力を皆様にお届けします。

加藤亮太郎とは


加藤亮太郎は美濃にある幸兵衛窯の八代目。当窯は200年以上の歴史を有し、名実ともに美濃焼の中心地として知られています。亮太郎氏は自らの窯を築き、桃山陶の伝統を踏まえた上で、新たな技法を取り入れ、個性的な陶作品を生み出しています。特に、自身の手で作り上げる茶碗の数々は、伝統的な手法を用いるだけではなく、独自の釉調で新しい表現を追求している点が特徴です。 この受賞は陶芸界において彼の技術と芸術的な探求が高く評価された結果でしょう。

展覧会の詳細


展覧会名は「2023年度 日本陶磁協会賞・金賞受賞記念加藤亮太郎・三代 宮永東山展」。会場は壺中居(すみよしきゅう)、所在地は東京都中央区日本橋3-8-5です。入場料は無料で、時間は11:00から18:00まで。作品の多くは、茶道や書道のエッセンスが注がれたもので、加藤氏の感性がたっぷりと反映されています。

展示される作品には、最新作の志野茶碗や藍織部茶碗など、さまざまなバリエーションが用意されています。加藤氏は、茶道や書道を学び、それを開花させる作品作りに精力的に取り組んできました。

陶芸に込められた思い


加藤亮太郎は、受賞の感想として「何かの呪縛から解き放たれた気がする」と語っており、受賞をきっかけに作ることの喜びを再認識したとのこと。また、若いころの京都での経験から、美濃焼に向き合う技術革新と自己の探求を続け、陶芸の可能性を広げてきました。

彼の作品は、技術だけでなく、その背後にある心の繊細さも伝わるように仕上げられています。それにより、ただの道具ではなく、観る人に深い感動を与えるアートとしての価値を有すのです。今後も彼の作品を通じて、美濃焼の魅力を広めていくことでしょう。

アクセス情報


壺中居の所在は東京都中央区日本橋であり、交通の便も非常に良いです。地下鉄の日本橋駅からは徒歩数分で、周辺には老舗の店舗や文化施設も数多くありますので、訪問の際には是非、周辺観光もお楽しみください。

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加藤亮太郎の個展を心待ちにしている陶芸ファンの方々だけでなく、初めて陶芸に触れる方にも、彼の作品は新しい視点を与えてくれるはずです。この美しい陶器の数々を楽しみに、是非お越しください。


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会社情報

会社名
株式会社幸兵衛窯
住所
岐阜県多治見市市之倉町4-124
電話番号

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