ギャラリー〈ATELIERMO〉が青山一丁目にオープン
2023年、青山一丁目に新たにオープンしたギャラリー「ATELIERMO」は、自然と人間の美を融合させた独自のクリエイティブ空間です。このアトリエのコンセプトは「A CURATION OF BOUNDLESS BEAUTY OF DESIGNS」。ここでは、職人たちが手掛けた工芸品やオブジェ、家具が、国や時代の壁を超えて共鳴し、新しいアートピースを生み出します。
このギャラリーの背景には、アメリカの作家ヘンリー・デイヴィッド・ソローの著書『ウォールデン』が存在しています。この本は、自然との調和を重んじ、シンプルかつ豊かな生活を提唱しています。ATELIERMOの創造物は、その理念を広めることを目指し、人々に心の解放と生活の豊かさをもたらすことでしょう。
ギャラリーの特長
ATELIERMOは、青山ツインに位置する新青山ビル内にあります。この歴史あるビルは1978年に竣工され、その内装は国内外で活躍するデザイナー柳原照弘氏が手掛けました。ギャラリー内部は、ビルの特徴を生かしたデザインで、柔らかな白い間仕切りや素焼きレンガの床が印象的です。広がりのあるメインエリアは、柔らかい仕切りで別れた空間と緩やかに繋がり、奥行き感を演出しています。さらに、展示される作品や家具はヴィンテージ品で自由に配置され、常に変化する流動的な空間が生まれています。
柳原氏は、「新青山ビルを改めて見ると、ロンドンのバービカン・センターに似た空気感を感じた」とコメントしています。彼は素材や色使いをニュートラルに保ちながらも、ユニークな質感を持つ不揃いのレンガを用いて、訪れる人々が空間の変化を感じられるよう努めています。
取り扱いブランドとアーティスト
ATELIERMOでは、多彩なアーティストやブランドの作品が取り扱われています。オブジェクトには、BRIAN WILLSHERやハタノ ワタル、さらには中井 波花や盛永 省治などが名を連ねています。また、ヴィンテージ家具には、CHARLOTTE PERRIANDやGEORGE NAKASHIMAなど、著名なデザイナーによる作品も多く見られ、かつての時代の息吹を感じることができます。
ギャラリーに訪れた際は、これらのアート作品や家具がどのように交わり、現代的な美しさを展開していくのかを見逃せません。さらに、今後はアーティストやデザイナーによる期間限定の展示も行われる予定です。
ATELIERMOの詳細情報
- - 住所: 東京都港区南青山 1丁目 1−1 新青山ビル 東館 1F
- - 営業時間: 11:00 - 19:00
- - 定休日: 日曜、月曜、火曜
- - 電話: 03-6427-2766
- - 公式サイト: ATELIERMO
- - Instagram: @ateliermo_
新たなアート体験を提供するATELIERMO。自然と人間の美が交差するこの場所で、心の洗濯をしてみてはいかがでしょうか。