標準化と品質管理全国大会2025
一般財団法人日本規格協会が主催する『標準化と品質管理全国大会』が、2025年10月14日(火)に東京の永田町にある都市センターホテルで開催されることが決定しました。この大会は、標準化や品質管理に関心を持つ多くの関係者が集まり、最新の情報や取り組みを共有する重要な場です。テーマは「持続可能な未来社会をデザインする― 実現のカギはルールメイキングとデジタル革新」。
大会概要
日本規格協会は、標準化と品質管理の普及を目的に、全国で毎年発表会や体験発表を実施してきました。2025年の大会では、全国および地区大会において、参加者に後日講演動画の無料視聴特典も用意しています。これは許可を得ることができた講演に限られます。申込みの受付は、2025年8月上旬から始まる予定です。
基調講演と個別講演
大会では、午前中に基調講演を行い、午後には個別講演やパネルディスカッションを実施します。すでに発表された講演者の一部には、以下のような著名な方々が含まれています:
- - キリンホールディングス株式会社の坪井純子副社長による、イノベーションと人的資本経営に関する講演。
- - SUBARUの辻裕里氏が語る、DX戦略や働き方改革の取り組み。
- - スカイマーク株式会社の戸田健太郎氏と井上弥緑氏による、顧客満足度向上に向けた仕組みづくりについて。
- - 主婦連合会の河村真紀子氏が紹介する、消費者事故調査の国際標準ISO 5665についての講演。
- - 株式会社mil-kinの狩野清史氏が語る、地方企業の標準化戦略。
- - 東京科学大学の和泉章氏による、企業ビジネスにおける標準化の重要性。
これらの講演を通じて、参加者は実務に役立つ知識を得られるでしょう。
目的と意義
標準化と品質管理全国大会は、各種企業や技術者、経営者が一堂に会し、情報を交換し、議論を深める意義深いイベントです。ここで得られる知見は、参加者が組織のグローバル化や製品、サービスの品質向上を図るための貴重な資源となります。
日本は国際的に見ても、標準化において先進的な取り組みを行っており、この大会はその一環として重要な役割を果たしています。昨年の大会に引き続き、2025年の大会も多くの参加者が集まり、活発な意見交換が行われることが期待されています。
今後の予定
今回の全国大会に向けて、関係者は準備を進めています。標準化と品質管理の重要性は今後さらに高まるでしょう。この大会を通じて、参加者が持続可能な未来社会を実現するための新たなアイディアや戦略を得られることを願っています。詳細情報は、日本規格協会の公式ウェブサイトで順次発表される予定です。