大阪・梅田の区分所有物件の再生プロジェクト完了
nex株式会社が手掛けたバリューアッド第1号案件が、大阪市北区梅田の「大阪駅前第2ビル」で完了しました。このプロジェクトでは、築後48年を迎えた同ビルの2階部分、約138坪のスペースをリノベーションすることで、従来よりも市場価値を180%超えで売却する成果を上げました。これは、nexが培ったノウハウを活かして、独自のアプローチで不動産の価値を向上させたことによるものです。
プロジェクトの詳細
「大阪駅前第2ビル」はnexが取得し、まずは低賃料で契約していたテナントとの契約を解消。続いて、スケルトン状態からリノベーションを行い、最大6つの区画を持つオフィスまたはサービス店舗が入居できるように設計を行いました。
さらに、テナントにとっての利便性を高めるため、入居者が壁紙や床材、照明を自分の好みに合わせて選べる仕組みを導入。これにより、敷金は無料、解約時の原状回復も不要となるため、入退去にかかる費用を大幅に削減できるようになっています。これらの施策が功を奏し、相場を上回る賃料で安定的な高収益が見込まれる不動産に生まれ変わりました。
nexのバリューアッド事業
nexの行う「バリューアッド」事業は、単なる修繕ではなく、各物件の立地やテナントのニーズに応じた最適なオフィス設計やフロアリサイズ、共用部分の収益化など、利用価値を高めるリノベーションが特徴です。これにより、賃貸収入と将来の売却益を最大化させることを目指しています。
特に、ビルオーナーが抱える課題解決を支援することに重点を置いており、自社取得の不動産に加え、一般のビルオーナーや不動産再販業者からの受託も進めています。これにより、空き家や遊休地など、多様な資産を活かす新たなビジネス展開が期待されています。
会社概要
nex株式会社は、2007年に設立され、フレキシブルワークスペースを中心としたプロジェクトを展開している企業です。代表の若林武氏の指導の下、東京都港区を拠点に、不動産の売買・賃貸・管理、さらには美容室の運営など多岐にわたる事業を展開しています。今後もnexは、より多くの不動産に新たな価値を提供し続けることで、多様なニーズに応えられる企業であり続けるでしょう。