近年、コロナ禍の影響を受けてお花見の楽しみ方に変化が見られる中、株式会社mitorizが実施した「お花見に関する調査2026」では、消費者の行動が明らかになりました。ここでは、3,010人を対象に行ったこの調査の結果について詳しくお伝えします。
お花見の経験について
調査によると、お花見を「する派」と「しない派」はほぼ同数で存在し、実際にお花見をしたことがあると答えた人は51.3%に達し、対して「一度もしたことがない」と答えた人も約8.9%に上ります。年代別に見ると、上の年代になるにつれてお花見をする傾向が高く、20代では「一度もしたことがない」と答える割合が18.9%にも達しています。
お花見スタイルの変化
続いて「お花見のスタイル」について尋ねたところ、約8割が「散策派」として桜を眺めるスタイルを選び、宴会派は20.7%にとどまりました。これは、飲酒よりも美しい桜を楽しむことを重視した傾向が反映されています。特に各年代において「散策派」の割合が高く、特に大きな隔たりは見られませんでした。
飲酒の有無
飲酒の有無についての質問では、「飲まない」と答えたのが約46.9%を占め、さらに、年代が上がるほど「必ず飲む」と答える割合が増加しました。特に60代以上では17.7%と最も高く、若い年代とは対照的に飲酒が許可されるという文化が依然として残っていることがわかります。
写真撮影とSNS投稿
また、調査対象の多くが桜の写真を撮影し、約84.6%が何らかの形で写真撮影を行っています。年代別では20代が高く、61.6%が「必ず撮る」と回答。SNSへの投稿にも注目が集まり、20代では約60%が投稿している一方、全体では投稿しない人が74.3%と多数を占めています。この結果から、SNSでの桜のシェアは新たな文化として浸透しているといえるでしょう。
お花見のマナー意識
お花見マナーへの意識は9割以上が何らかの問題意識を持っており、「ゴミの放置」が最も多く72.7%で回答されました。騒音や酔っ払いの迷惑行為への懸念も見られ、利用者のマナーが重要視されていることを示しています。
滞在時間と2026年の予定
お花見の滞在時間については「1時間以内」が約7割となり、短時間で楽しむスタイルが主流となっています。また、2026年の予定について尋ねたところ、約6割が参加の意欲を示しました。特に若い世代は誘われた場合に参加するという柔軟な姿勢を持つ傾向が見られます。
まとめ
本調査では、コロナ禍を経たお花見のスタイルや楽しみ方が明らかになりました。“散策派”の増加や飲酒を控える傾向、写真を撮影してシェアする文化など、新しい楽しみ方が浸透しつつあるようです。お花見は依然として人気のあるイベントですが、利用者のマナー意識向上も求められ続けています。基本的にお花見は多様な楽しみ方が共存する文化として、今後もさらなる発展が期待されます。