熱帯魚の魅力を描いた『世界の熱帯魚1200種』、11月に発売予定

熱帯魚の美しさを描く

新しい画集『世界の熱帯魚1200種』が、2024年11月に発売されます。この本は、熱帯魚の様々な種類を正確に描写した作品を収録しており、特にその精密さが特徴です。著者は熱帯魚イラストレーターの岩本光弘氏で、彼はこれまでに1500点以上の作品を手がけてきました。その中から1210点が選ばれ、この画集に収められています。

画集の概要

『世界の熱帯魚1200種』は、非常に詳細な図解を使って熱帯魚の特徴を示しています。著者はCADソフトを使用し、ウロコの一枚一枚を正確に描いているため、模様やヒレの形状など、細かい部分も詳細に描かれています。このようなアプローチは、魚種が持つ微妙な違いを浮き彫りにし、読者に新しい視点を提供します。

科目ごとの分類

画集は各魚種が分類され、アナバスからシクリッド、ナマズまで多様な種が紹介されています。例えば、アナバスには「グラミー」が含まれ、古代魚には「アロワナ」が描かれています。また、ナマズの仲間では「ロリカリア亜科」が取り上げられ、カラシン目には「南米テトラ」が、シクリッドには「南米シクリッド」や「エンジェルフィッシュ」が収録されています。

著者のインタビュー

岩本光弘氏は、熱帯魚愛好者としての情熱が高じてイラストレーターとしての道を歩み始めました。彼はこれまでにも多くの専門誌に作品を寄稿しており、その知識と技術は広く認められています。彼は「魚の美しさを正確に伝えるために尽力しました」と語ります。この姿勢が、熱帯魚の魅力を余すことなく引き出し、画集に活かされています。