東急ホテルズ、文化庁と手を組み地域活性化を促進
東急ホテルズ&リゾーツ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:村井 淳)は、2024年9月27日に文化庁と「日本遺産オフィシャルパートナーシップ」を締結したことを発表しました。このパートナーシップは、日本各地の地域活性化を目的としており、文化庁が推進する日本遺産事業への積極的な取り組みを示しています。
日本遺産とは?
日本遺産は、日本の文化や伝統、地域の歴史を一つの「ストーリー」として認定する文化庁の事業であり、地域が主体となって魅力的な文化財を統合的に整備し、国内外に発信することを目指しています。これにより、地域の魅力を高め、観光振興を図ることができるのです。
具体的な取り組み
東急ホテルズの「日本遺産オフィシャルパートナーシップ」では、以下のような活動が展開されます。
1.
留学生への教育機会の提供
日本遺産をテーマに学ぶ留学生に対して地方視察や研究発表の支援を行います。視察先と提携ホテルの一例は以下の通りです。
- 北海道:炭鉄港(SAPPORO STREAM HOTEL)
- 京都:丹後ちりめん(京都東急ホテル)
- 大阪:中世に出逢える町(大阪東急REIホテル)
- 福岡:古代日本の「西の都」(博多エクセルホテル東急)
2.
高単価宿泊商品の造成
日本遺産ストーリーとホテルを組み合わせた旅行商品の企画・販売を実施します。過去の企画で特に人気のあったものには、以下があります。
- 弥次さん、喜多さん、駿州の旅(富士山三島東急ホテル)
- 北前船寄港地・船主集落(富山エクセルホテル東急)
- 出雲國たたら風土記(松江エクセルホテル東急)
- 龍と生きるまち信州・塩田平(上田東急REIホテル)
地域への寄与
これまで、東急ホテルズは「ひととまちと、こころ満たされる時間(とき)を創る」を企業の目的として、地域に根差した運営を行ってきましたが、「日本遺産オフィシャルパートナーシップ」を締結することで、この取り組みをさらに強化します。
地域ごとの特色を生かしつつ、広く国内外のゲストにその魅力を伝えることを目指しています。
会社概要
東急ホテルズ&リゾーツは、東京都渋谷区道玄坂で運営されており、ホテルやレストラン、会員制リゾートの運営を行っています。
「東急ブランドホテル」として、幅広いホテルネットワークを展開しており、62の国内店舗に加え、海外にも展開しています。
また、もともとお客さまや地域社会に寄り添い、共に成長することを理念とし、「こころ満たされる時間」を提供できるよう努めています。
この新たなパートナーシップを通じて、地域活性化への寄与が期待されます。