和歌山の絶品海の幸と山の幸を体験できる旅の魅力
和歌山県は、日本のアマルフィと言われる港町と、歴史的な城下町が融合した、自然豊かな美食の宝庫です。
『おとな旅あるき旅』の特集で、上原美穂さんと三田村邦彦さんがこの美しい地域を巡りながら、地元の新鮮な美味しい食材を楽しむ様子をお届けします。
紀州の海の幸、足赤えびを堪能
まず、お二人が向かったのは、雑賀崎の漁港。ここで出会ったのは、日本海産の特産品、
『足赤えび』です。このエビは、その甘みと濃厚な味わいで、プロの料理人の間でも評価されています。漁師さんに教わった後、
「青天の洞窟」という海の見えるカフェで、
『足赤えびのお造り』を楽しむことに。地酒の
『雜賀孫市大吟醸』との相性も抜群で、まさに至福のひとときです。ぷりぷりの食感もたまりません。
路地裏で見つけた隠れた名店
次に訪れたのは、地元で43年間愛されている
『たこ焼き よしや』。元漁師のご夫婦が経営するこの店では、大ぶりのタコと新鮮な和歌山産のネギがたっぷり入った
「たこ焼き」を味わうことができます。そして、洋風にアレンジされた
「洋しょく(たまご入り)」もおすすめ。路地裏の穏やかな雰囲気の中、美味しい食事を楽しむことができます。
漁師夫婦が営む絶品寿司
さらに探索を進めると、
『うみまち食堂 うらら』というお寿司屋さんを発見。漁師のご主人が腕を振るう寿司を、季節ごとに変わる新鮮なネタで提供してくれます。中でも、
『足赤えびのにぎり』は絶品で、贋造平目などの地元の魚も楽しめます。
絶景と歴史に癒やされるスポット
その後、二人が訪れた
『番所庭園』は、江戸時代に黒船を見張るための場所として利用されていた場所。心地よい芝生と透明度の高い海が魅力のこの庭園からの景色は、本当に息を呑むような美しさです。続いては、
『和歌山城』へ。戦を経験したことのない平和な時代に建てられたこの城からは、周囲の美しい景色を見渡すことができ、当時の歴史を感じることができます。
紀州梅どりで贅沢なディナー
一日の締めくくりとして、和歌山県の特産品、
『紀州梅どり』を楽しむために、
『とり匠 よし松』へ向かいます。ここでは、胸肉を皮で包んだ
『抱き身の串』をいただきますが、驚くほどジューシー。さらに、
「鳥節の卵かけご飯」も特選として提供され、その味わいを楽しむことに。
旅行の終わりに、紀州の美味しいものを余すところなく堪能した二人は、和歌山の魅力に大満足でした。自然と歴史、そして美味しい食材が揃った和歌山は、まさに訪れるべき一大観光地です。