ニチレイフーズとモンテディオ山形が手を組む
2024年6月11日、プロサッカーチーム「モンテディオ山形」と株式会社ニチレイフーズがSDGsパートナー契約を締結した。この契約により、両社は持続可能な社会の実現に向けての取り組みを強化していくこととなる。
SDGsパートナー契約の背景
ニチレイフーズは、環境保全や地域貢献に配慮した活動を推進しており、自社工場のある山形県天童市では「地産地消」を意識した取り組みを進めている。例えば、工場で使用する電力を地元の水力発電所の電気に置き換えることで、自然エネルギーの活用を図っている。また、地域の自然保全活動にも積極的に参加している。
一方、モンテディオ山形もスタジアムに「SDGsコーナー」を設け、サポーターにSDGsについての意識を高める場を提供している。これらの活動が一致し、SDGsを積極的に推進するパートナーシップを結ぶに至った。
食品ロス削減イベントの開催
契約締結後、最初の取り組みとして、2024年11月10日に行われる試合に併せて、食品ロス削減をテーマにしたイベントブースが出展される。このブースでは、ニチレイフーズの商品を試食しながら、手軽に食品ロス削減に貢献できる機会が提供される。
試食では、家庭用冷凍食品『香ばし麺の五目あんかけ焼そば』の半端品が人数限定で提供され、さらに家庭用常温食品『ふかひれスープ』が先着でプレゼントされる。また、ニチレイフーズとモンテディオ山形のオリジナルクリアファイルも限定配布される。
出展ブースの詳細
出展ブースは2024年11月10日、10:30からで、試合は「モンテディオ山形 vs. ジェフユナイテッド千葉」が行われる。試食提供は先着240名で、整理券が必要。試食は準備されたカップに取り分けて提供される。また、600名に『ふかひれスープ』を配布し、800名にはオリジナルクリアファイルをプレゼントする予定。
地域貢献と受賞歴
ニチレイフーズ山形工場は環境保全に向けた取り組みが評価され、令和6年度山形県環境保全推進賞を受賞している。この受賞は、地域社会との連携や持続可能な開発に対する真摯な努力の結果である。
より多くの人々が食品ロスに対する関心を高め、イベントを通じて持続可能な未来の実現に参加することを期待している。