祈りと想いを紡ぐミャンマーの風景
ファイブテーブルブリューズ合同会社がこのたび発表したZINE『MYANMAR - It’s all about love』は、ミャンマーの現状を深く考えさせる力作です。著者のKentaroh Matsui氏は、2013年にミャンマーを訪問した際に心に残った風景をフルカラーの写真で捉え、各写真に英日併記の言葉を添えました。これにより、旅行の思い出に基づいたストーリーが展開され、読者に深い感動を与えます。
ミャンマーの厳しい現実
本作の制作は、旅の数年後に訪れたミャンマーでのクーデターや内戦、さらに大地震の影響を受けた現実を受け止めた上で始まりました。Matsui氏の狙いは、ニュースに登場する「数千人の死」という数字だけでなく、個々の命に焦点を当て、その背後にある人々の顔や生活を理解してもらうことです。このZINEを通して、彼は読者がミャンマーの人々について想像を巡らせ、深い理解を持つことを願っています。
祈りと愛のメッセージ
Matsui氏は、ミャンマーの光景の中で多くの人々が祈っている姿を目にしました。現在、私たちがその祈りを共にする時ではないかという思いを込め、「It’s all about love」という副題を付けました。思いを寄せることは、相手に対する愛であり、自分自身を大切にすることでもある。これは、私たちが共に生きる社会の一員としての役割を再確認させるメッセージです。
ZINEの特性と販売情報
ZINE『MYANMAR - It’s all about love』は、四六判サイズで80ページの構成。美しい写真と精緻な言葉が交差することで、ページをめくるたびに新しい気づきを提供します。さらに、この作品の売上の一部は、ミャンマーで暮らす人々を支援する活動に寄付されることから、社会的意義も大きいといえます。
この初頒布は2025年10月4日のZINEフェス東京にて行われ、価格は2,000円(税込)。興味のある方はぜひ、実際に手に取ってみてください。販売リンクは以下です。
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会社の紹介
ファイブテーブルブリューズ合同会社は東京都墨田区を本社に置く、コミュニケーションカンパニーです。広告企画や宿泊運営、クリエイティブ制作を手掛け、顧客に魅力的な体験を提供することを目指しています。彼らのスローガン“Setting the Table, Brewing Futures.”のもと、企画と編集を通じて価値の創造にも取り組んでいます。
詳細は
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