人事担当者のための越境体験が心を育む
特定非営利活動法人である「二枚目の名刺」は、設立から15年が経過し、これまでに多数の社会人を対象にした越境体験や社会貢献活動を行ってきました。このイベントは、企業の人事担当者にとって、リスキリングやキャリア自律を促進する貴重な機会となっています。
二枚目の名刺とは
「二枚目の名刺」は、従来のビジネス名刺とは異なり、異なる立場や組織を超えて社会問題に取り組む社会人を象徴しています。このコンセプトのもと、1800人以上の社会人が参加し、200のNPO団体と連携して多様な社会課題の解決に寄与してきました。特に無報酬のパラレルキャリアを実践することで、自身の成長とともに企業の活動にもプラスの影響をもたらすことが期待されています。
企業との連携プロジェクト
2023年度には、昨今の社会的な影響を受けて、リスキリングやキャリア自律に特化したプロジェクトが増加しました。一般参加者と企業の人事担当者が共にチームを形成し、数か月の期間を経て、社会課題に真剣に取り組みます。参加者からは、この体験が本業に戻った際にも役立つという好評の声が多数上がっています。例えば、三菱商事従業員組合からは、業務外での自己実現の場として高く評価されています。
人事担当者向け企画の紹介
今回提供する企画は、社員がリスキリングやキャリア自律を体験できるプロジェクトで、特に人事担当者を対象としています。参加者は社会人としてのメンバーとしてプロジェクトに参加し、自身の成長を図るためのサポートを受けることができます。具体的には、以下の内容が提供されます:
1.
活動参加 – 社会人とチームを編成し、支援先団体と協力しながら活動に取り組みます。
2.
メンタリング – プロジェクト期間中、経験豊富なメンターから個別の支援や疑問解消のサポートが受けられます。
3.
プロジェクト説明会 – プロジェクトの詳細に関する説明会に必ず参加します。
参加団体と費用
支援先団体には、「ふくおか摂食障害ともの会」や「オンラインボッチャ協会」などが含まれます。参加費用は無料で、企業の人事担当者が対象となっています。募集期間は9月26日から10月21日までで、定員が限られているためお早めの申し込みが必要です。
申し込み方法
詳しい申し込み方法は、二枚目の名刺の公式ウェブサイトに記載されており、お問い合わせフォームから参加希望の詳細を送信することができます。非営利活動法人では、社員が社会貢献活動を通じて新たな発見をし、成長につなげることが期待されています。これにより、企業としても次世代の人材育成に貢献することができるでしょう。
より良い社会を創るために、是非この機会に参加をご検討ください。