横須賀市くりはま花の国に広がる100万本のヒマワリ花畑

横須賀市くりはま花の国での初の試み

神奈川県横須賀市に位置するくりはま花の国では、今年夏、初めての大規模なヒマワリ花畑が登場しました。約100万本の「パイオニア」という品種のヒマワリがポピー・コスモス園で大きな花畑を形成し、現在見頃を迎えています。この花畑は2023年8月3日まで無料で開放されており、多くの観光客が訪れています。

ヒマワリの魅力

ヒマワリは夏の花として知られ、明るい黄色の花が太陽に向かって咲く姿は見る人を元気にしてくれます。今年の取り組みでは、土壌改良の一環として緑肥を目的としてヒマワリを植えました。この緑肥は、土に混ぜることで栄養を供給し、植物の成長を助けます。このように育ったヒマワリが一面に広がっている様子は圧巻です。

フラワーアートとのコラボ

また、ポピー・コスモス園では、春に初披露されたフラワーアート花壇も見逃せません。「ゴジラ」と葛飾北斎の名作「冨嶽三十六景凱風快晴」をイメージしたデザインが施されており、ヒマワリと共に競演の様子を楽しむことができます。特に、ヒマワリの背丈が80～150cm程度であるため、訪れる人々にとっては目線の高さで鑑賞や写真撮影がしやすいのも魅力の一つです。

今後のイベントと見どころ

ヒマワリの花畑は8月3日まで楽しめますが、8月4日からはコスモスの植え替え作業が始まります。そして、秋には約100万本のコスモスが見頃を迎えることが予想されています。今年の「コスモスまつり」は2025年9月20日から11月3日まで開催される予定であり、コスモスファンにも注目されています。なお、開花状況は気候により変動するため、最新の情報は公園のWEBサイトで確認できます。