大阪マルビルレガシー
2025-04-14 10:26:20

大阪マルビルの過去と未来を体験できるアプリ「大阪マルビルレガシー」

2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)を機に、大阪梅田の「マルビル」跡地にて体験できる新しいスマホ向けXRアプリ「大阪マルビルレガシー」の提供が開始される。このアプリは、XR技術を駆使して建て替え前のマルビルの姿や歴史を体験できるもので、来場者に新しい形での情報体験を提供することを目的としている。

「大阪マルビルレガシー」は、2025年4月13日から10月13日の期間中、無料で提供される。特設サイトにアクセスすることで、アプリをインストールし、専用の展示エリアで体験することができる。スマートフォンのカメラをかざすと、取り壊し前のマルビルが現れ、その歴史やユーザーの思い出が表示される仕組みだ。さらに、2050年に完成を予定している新しいマルビルの姿も体験することが可能だ。

大阪マルビルは1976年にオープンし、梅田のランドマークとして長年親しまれてきたが、老朽化に伴い2024年に取り壊しが行われる。跡地では、2025年から大阪・関西万博のシャトルバス発着所が設置される予定となっている。その後、2030年には円筒形を模した新たなマルビルが建設予定である。これに合わせて、南国アールスタジオは、多くの人々にマルビルの歴史を知ってもらうためにこのアプリを開発した。

アプリにはARKitとARCoreに対応したデバイスが必要で、iPhoneやiPad、Androidデバイスで利用が可能だ。事前の予約は不要で、アプリをインストールすれば、特設の展示エリアに訪れることで体験ができる。体験エリアの目印は、地図の描かれたテーブルだ。利用は無料だが、アプリ利用にはデータ通信が発生するため、注意が必要だ。

今後の計画として、南国アールスタジオは、赤坂エクスペリエンスセンターを通じてさらなるXR体験の提供を目指していく。このセンターでは多様なXRデバイスを用いたデモ体験が可能で、セミナーやワークショップの開催も予定されている。

私たちは、未来に向かう新しいビルの姿と、過去に存在したマルビルの魅力を同時に体験できる機会を手に入れることができる。このような革新的な取り組みは、XR技術がもたらす可能性を示す素晴らしい例であり、2025年の大阪・関西万博に注目が集まることは間違いないだろう。未来の訪問者たちが、この体験を通じていかにマルビルに思いを馳せるか、今から楽しみである。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
大和ハウス工業株式会社
住所
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。