大阪本社オフィス「MELANGER」が日経ニューオフィス賞受賞の快挙

株式会社黒田生々堂は、この度大阪本社オフィス「MELANGER」が2025年度の第38回日経ニューオフィス賞において、近畿ニューオフィス奨励賞を受賞したことを発表しました。この受賞は、関西圏における先進的なオフィス空間の普及と、それによって快適かつ機能的な職場環境の実現を目指す同社の取り組みを示すものです。

MELANGERの実績と意味

MELANGERとは、フランス語で「混ぜる」や「素材を和える」という意味を持ち、多様な人やアイデア、働き方が交差し、新たな価値を生む場として設計されました。また、同オフィスは「Smart work is Smart life（スマートに働くことが、スマートな人生につながる）」というスローガンを基に新しい働き方を実現しています。

オフィスのコンセプトは「COLOR -変化する働き方に応える、カメレオンのようなオフィス-」。この理念に基づき、アクティビティ・ベースド・ワーキング（ABW）を採用し、業務内容や目的に応じて最適な環境を選択できる仕組みを導入しています。

快適なオフィス環境の工夫

MELANGERには、立ち・座りを自由に切り替えられる自動昇降テーブルや、リフレッシュできるハンギングチェアが設置されています。また、社員がより良くコミュニケーションを取りやすい環境を整えるために、半固定席エリアや音漏れ対策された個室ブースも完備されています。これらの工夫は、社内外の多様なアイデアを交流する場を生き生きと提供します。

越える、いや、飛び越えるようなコミュニケーションの場を作るために、日常的に様々なイベントが行われています。たとえば、「OFFICE DE BAR」や「OFFICE DE ヨガ＆ストレッチ」といった社内交流イベントが定期的に開催され、多種多様なアクティビティが展開されています。これにより、出社する意味や価値が生まれる環境が作られています。

五感を刺激するデザイン

MELANGERでは、五感を刺激する仕掛けが随所に配置されています。エントランスでは、プロジェクションマッピングを通じて企業の歴史と自然が融合した演出が施され、来訪者にインスピレーションを与えます。音楽や香り、照明の工夫を通じて、従業員のストレスを軽減し、快適な業務環境を整えることが狙いです。

自社デザイナーによる設計

このオフィスは、自社に所属するデザイナーによって設計が行われました。彼らは社長や社員と同じテーブルで意見を交わしながら、リアルな声を反映させる形で作り上げられています。また、プロジェクトリーダーが施工管理を行い、設計から施工、納品までを一貫して自社で手掛ける体制が確立されています。このように、品質に妥協することなく、ユーザーの理想を形にしていく姿勢が評価され、今回の受賞につながりました。

ライブオフィスツアーのご案内

MELANGERでは法人のお客様を対象に、オフィス移転やリニューアルに役立つ「ライブオフィスツアー」を随時開催しています。興味がある方は、公式サイトの申し込みフォームにてお気軽にお申し込みください。今回の受賞や、新たな働き方を応援する取り組みが、企業の皆様にとって有意義なヒントとなることを目指しています。