ゲシピが拓くeスポーツ
2019-04-18 13:58:19
eスポーツプレイヤーの未来を切り開くゲシピ、真鍋CEOが語る学習環境の重要性
eスポーツプレイヤーの未来を切り開くゲシピ
2023年、eスポーツが世界的に注目を集めている中、その成長を支える学習動画サービス「ゲシピ(gecipe)」のCEO、真鍋氏が「第2回eSportsの集い」で登壇しました。そこで彼が語った内容は、現在のeスポーツの現状、直面している課題、そしてゲシピのビジョンやミッションに関するものでした。
eスポーツの現状と文化の浸透
著名なeスポーツタイトルが次々とオリンピックでの採用が検討され、2028年のロサンゼルスオリンピックではeスポーツが正式競技なる可能性があると真鍋氏は明言しました。国々によっては、eスポーツが既にプロスポーツとして認定され、奨学金が提供されるなど、教育機関でも取り入れられています。これに対し、日本はまだ認知度が低く、今後の発展が期待されるところです。
アメリカでは、「リーグ・オブ・レジェンド」をプロスポーツとして認定し、外国の選手にはアスリートビザを発行する動きがある一方で、日本国内ではほとんどのプレイヤーが包括的なサポートを受けられないのが現状です。このような中で、eスポーツが地域や国を越えて新たな文化として根付くことを真鍋氏は訴えています。
ゲシピのビジョンとミッション
ゲシピは、「どんな環境にいても、ゲームさえできれば、大きな目標と夢が持てる世界」を目指しています。特に、プロ選手やオリンピック選手を目指す際の環境整備の重要性を強調し、現在の学生やプレイヤーが直面している学習環境や練習環境の未整備な状況に関して懸念を示しています。調査によると、適切な学習・練習環境を持っているプレイヤーはわずか10%にも満たないとのことです。
ゲシピは、プレイヤー同士で協力して学び合える環境を提供することで、この課題を解決しようとしています。特に仲間を見つけることが困難なゲーム環境の中で、「仲間と一緒に学ぶ」機能を導入することで、学習のハードルを下げ、より多くのプレイヤーにチャンスを提供していきたいとしています。
今後の展望とサービス内容
さらに、ゲームのeスポーツ化を進めるため、ゲシピはユーザーとメーカーを結ぶ役割を果たし、できる限り多くのタイトルが競技化されるよう努めているとのことです。それにより、eスポーツの魅力を広げたいと考えています。
ゲシピのプラットフォームでは、質の高い学習コンテンツが提供され、初心者からプロまでが切磋琢磨しながらスキルを向上させていく環境を整えています。昨年のベータ版リリースからわずか6か月で500万回の再生を突破するなど、すでに多くのプレイヤーに支持されています。
今後も、仲間同士が切磋琢磨しながら一緒に学び、向上していける環境を提供することで、eスポーツ全体を盛り上げていこうとするゲシピの姿勢が伝わってきました。
詳細な情報や最新のアップデートは、ゲシピの公式サイトやYouTube、Twitterを通じて発信されています。これからのeスポーツ界の発展に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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ゲシピ株式会社
- 住所
- 千代田区神田練塀町3富士ソフト秋葉原ビル12階
- 電話番号
-
03-5218-2245