都をどり開幕
2024-04-01 15:00:02
舞の美しさを堪能できる「都をどり」150回公演が京都で開幕
京都市・祇園で、春の訪れを告げる伝統的な舞が幕を開けます。令和6年第150回記念公演『都をどり百五十回源氏物語舞扇』が、2024年4月1日から4月30日まで、祇園甲部歌舞練場で開催されます。この公演は、京都最大の花街・祇園甲部に所属する約60名の芸妓舞妓たちが歌や舞で魅せる特別な舞台です。
「都をどり」は、長らく続いている伝統舞踊のイベントで、通常芸妓舞妓と直接接することができないお客様でも気軽に楽しむことができます。公演の舞や音楽は、1月から準備が始まり、3月末の大ざらえでは出演者が本番前の最終調整を行いました。
今回の公演では、『源氏物語』をテーマにした全八景が展開され、春の訪れを見事に彩ります。今年の見どころは、第三景『夕顔垣根納涼』や第四景『葵上』など、特に源氏物語の名場面が再現され、新たな解釈を加えた美しい舞が楽しめます。過去の作品を振り返ることにも焦点が当てられ、明治から続く長い歴史を感じさせる内容となっています。
公演の衣裳も特別で、京友禅や西陣織の着物が新調され、華やかさと格式を兼ね備えています。今年の演目に登場する芸妓舞妓たちは、桜をモチーフにした鮮やかな装飾を纏い、より一層その美しさを引き立てています。併せて、現代美術家・村上隆氏による花見小路通りのアーチデザインも注目されており、伝統文化と現代アートの融合を楽しめる試みになっています。
公演自体は、毎日3回、約1時間のショーが行われ、観覧席は全席指定で料金も手頃に設定されています。文化と美に包まれるこの特別な時期に、ぜひ京都の春を感じながら伝統的な舞を楽しむ機会をお見逃しなく。公演情報は公式HPやSNSで随時更新されているので、詳細をチェックしてお出かけください。観劇の経験を通じて、この150回の歴史の重みを感じていただきたいものです。
会社情報
- 会社名
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学校法人八坂女紅場学園・祇󠄀園甲部歌舞会
- 住所
- 京都府京都市東山区祇園町南側570-2
- 電話番号
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