3月13日、東京都新宿区で開催された報告会で、パルシステム共済連とパルシステム連合会がそれぞれ運営する助成団体による持続可能な地域支援の成果が発表されました。
この会議には、オンラインを含む73名が参加し、主に「ささえあい基金」と「地域づくり基金」からのいくつかの助成団体がそれぞれの活動について語りました。報告する団体には、一般社団法人まんまる結びや公益社団法人ユニバーサル志縁センター、農事組合法人庄内協同ファーム、PANDU(パンドゥ・インドネシア)が含まれています。
活動報告のハイライト
以下は、披露された活動の概要です。
まんまる結び:不登校や引きこもりの子どもたちの居場所づくり
この団体は、障害児を主に対象とし、子どもと親が共に体験できる農業や芸術の機会を提供しています。助成金は、中高生を対象とした居場所を設けるための冷凍庫や冷暖房機器の購入に使用されました。この取り組みは、子どもたちが安心して社会との関わりをもてるよう支援するものであり、地域の一員としての自己肯定感を育むことを目的としています。
ユニバーサル志縁センター:若者の体験就労プログラム
生きづらさを抱える18歳以上の若者に対し、実際の職場を体験する「体験就労プログラム」を運営。助成金により、さまざまな協同組合との連携が強化され、参加若者の意欲向上や未来への目標設定を後押ししています。実際に体験を経て、より積極的な言動を見せるようになった参加者もおり、彼らの生活リズムが整い、自信を持って社会に出るきっかけとなっています。
庄内協同ファーム:ドローンを用いた環境保全型農業
この農業団体は、助成金を活用し、農業用ドローンを導入しました。高齢化が進む庄内地域において、労働の効率化を図るための重要なステップです。今後は、ドローンを用いて持続可能な農業を促進し、2027年までに散布面積の拡大を目指しています。
PANDU:インドネシアでのごみ処理施設建設
エコシュリンプの採取地として知られるインドネシアでは、環境への配慮から村でのごみ分別が進められています。助成金を使って新たにごみ処理施設を建設することで、村の環境保全活動を強化。現地の人々は、日本の消費者との共同活動に感謝し、プラスチックごみの問題解決へ向けた取り組みを続けています。
今後の展望
「ささえあい基金」は生活困窮者や障害者の支援を目指し、2025年度には16団体に1,000万円を助成する計画です。また「地域づくり基金」は、持続可能な地域社会の形成に向けて助成活動を続けています。パルシステムグループは、多様な団体や地域と連携し、持続可能な社会を構築するためにこれからも努力していきます。
パルシステム生活協同組合連合会は、これらの活動を通じて社会の持続可能性を高め、地域の自立を支援する役割を果たしています。
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6
理事長:渋澤温之
会員数:176.2万人(2025年3月末現在)
公式HP:
https://www.pal-system.co.jp/