AIを活用した新たな学びの形
株式会社ライトワークスが提供する「まなびプレミアム」は、法人向けのeラーニングプラットフォームであり、急速に成長している市場の中でもその存在感を増しています。2023年から2025年にかけてeラーニングプラットフォームの売上高でNo.1を記録する見込みであるこのプラットフォームでは、AIを用いた新機能「AI教材サーチ」を導入しました。この機能は、受講者が直面する日常の問題や悩みを解決するために、必要な教材を迅速に提案し、従来の受動的学習から能動的学習への転換を促進します。
AI教材サーチの革新
「AI教材サーチ」は、従来の方式とは異なり、受講者が自身の問いかけに基づいてAIに相談する形で最適な教材を提示する機能です。例えば、「会議を活性化させたい」といった具体的な悩みを入力すると、AIがその文脈に合った教材を最大2件に絞り込み、受講者の「選びやすさ」と「迷わなさ」を最優先に考慮しています。これにより、従来の教材検索の手間を大幅に削減し、より効率的な学習をサポートします。
信頼性の向上と安全性の確保
企業が多く利用するこのサービスにおいて、AIの信頼性が極めて重要であるため、搭載教材のテキストに基づいた回答の根拠を厳格に限定しています。これにより、AIが独自の知識を元に誤った情報を生成すること(いわゆるハルシネーション)を防止する仕組みを整えています。また、全ての搭載教材に対する精度チェック(カナリアテスト)を行い、100%のカバー率を確保するなど、実務での高い安全性が保障されています。
学びを日常化するために
日常業務で壁にぶつかった際に即座にAIに相談できる機能は、心理的な障壁を下げ、学習の頻度を高めることで「受講完了」から「現場での実践」まで結びつける可能性を秘めています。このようにして、「まなびプレミアム」は受講者が自発的に問題を解決する文化を育むことを目指しています。
パラダイムシフトを目指す
多くの企業が人的資本経営の実現に向けてeラーニングを導入していますが、受講者は「受動的な学習」に陥ることが多く、その結果として学習の形骸化が進んでいます。特に、教材が増えるにつれて「自分に必要なものが見つからない」といった問題が浮上しており、サービスの利用が減少することも少なくありません。ライトワークスはこの課題をAI教材サーチで解決し、受講者が自発的に学ぶ習慣を身につけることを目指しています。
社内での実績と今後の展望
社内βテストでは、64名の参加者によって320件のサーチ利用が行われ、その中で「部下育成・マネジメント系」の相談が最も多く寄せられました。このことから、現場のリーダーが抱える悩みを明確にし、具体的な学びに結びつける成功事例であることが示されています。また、安全性についてもテスト期間中に重大な誤回答が0件であったことから、信頼性の高い機能であることが確認されました。
今後は、ライトワークスのLMS「CAREERSHIP」とのデータ連携を通じて、より高機能なサービスの開発を進め、各企業が必要とするスキルを身につけた「自律型学習組織」の実現を支援していく予定です。
企業情報
株式会社ライトワークスは、最新のICT技術や独自の教育手法を活用した学習管理システム「CAREERSHIP」など、幅広い人材育成サービスを提供しています。これにより、組織と個人が共に成長できる環境を整え、企業の人材開発をサポートします。