大和ハウス工業の奈良工場が60周年を迎える！感謝祭で地域とつながる

大和ハウス工業奈良工場60周年の感謝祭

2025年4月12日、奈良工場は操業60周年を迎えました。大阪市に本社を置く大和ハウス工業株式会社は、創業以来「建築の工業化」を目的とし、多くの革新的な住宅製品を市場に提供してきました。特に、奈良工場は日本初のプレハブ住宅量産専門工場として、1965年に稼働を開始し、その後も地域や全国にわたって住宅部材を供給してきました。

60周年を記念して、2025年5月17日に開催された感謝祭は、地域の皆様やお客様に感謝の意を表すための特別なイベントとなりました。約2700名もの参加者が集まり、和太鼓部の演奏や植樹式、ビンゴ大会など多彩なプログラムで盛り上がりました。特に植樹式では、奈良市長である仲川げん様、奈良県副知事の西村高則様らが参加し、地域の環境保全と未来への希望を胸に新たな木々を植えました。

また、感謝祭の一環として出店されたキッチンカーや縁日体験は、参加者にとって楽しいひとときとなり、地域と企業との更なる結びつきを感じる機会となりました。大和ハウス工業の奈良工場は、地域に根ざした事業を目指し、今後も新たな価値の創造に努める意向を示しました。

奈良工場の歴史

1955年に創業し、その後の高度経済成長期には「パイプハウス」や「ミゼットハウス」といった革新的な商品を開発し、建築需要に応える役割を果たしてきた大和ハウス工業。奈良工場は、戦後のベビーブームに伴う住宅不足への対策として開設され、プレハブ住宅の生産拠点としての機能を担ってきました。

2013年には工場の老朽化を受けて大規模な建替えが開始され、2020年に新しい工場が完成しています。最新技術を駆使しながら、住宅系や建築系の部材を供給する体制を整え、地域社会への貢献を続けています。