春画スニーカー「笑ひ絵」がついに商品化
日本の伝統美術、春画をテーマにしたスニーカー「笑ひ絵」が、クラウドファンディングの大成功を受けて商品化されました。今回のプロジェクトは、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて展開され、一週間で目標額を達成、最終的には目標を大幅に上回る支援が集まりました。これにより、春画を楽しむ新たなファッションアイテムが生まれることとなりました。
春画の魅力
春画は江戸時代に多くの人々に愛された美術形式ですが、近年ではそのアートとしての側面が見直されています。江戸時代の人々の日常生活や人間関係、娯楽を描いた作品群は、ただの禁忌の表現ではなく、歴史を知る手がかりとなっています。歴史的背景を持つ作品としての魅力があり、今や多くのアートファンが春画の魅力に引き込まれています。
2015年の永青文庫での「春画展」以降、春画はSNSを通じて急速に広まり、多くの人々に受け入れられています。特に、春画メディア「Daily SHUNGA」を運営する株式会社YUANのInstagramアカウント(@daily_shunga)では、約4.2万人のフォロワーのほとんどが海外のファンで、グローバルな人気を誇っています。
スニーカー「笑ひ絵」の詳細
春画スニーカー「笑ひ絵」は、価格8,900円(税抜)という手頃な価格で、ユニセックス展開として23cmから28cmまでのサイズを用意しています。
お求めは公式オンラインショップ(
waraie.com)にて。
春画のデザインを取り入れたこのスニーカーは、単なる靴ではなく、日本の豊かな文化を身につける一品。
今後も別デザインのスニーカーやファッション雑貨の展開が予定されており、さらなるモダンな春画の普及が期待されます。
グローバルな展望
特に海外からの反響が高まっているため、今後は世界への発送も視野に入れています。春画を通じて日本文化を広めることができるこのプロジェクトは、アートファンやファッション好きだけでなく、幅広い人々へアプローチする可能性を秘めています。
春画という伝統的なテーマが、今の時代のファッションとして新たに表現される過程は、多くの人々にとって新鮮な体験となるでしょう。
春画スニーカー「笑ひ絵」は、単なる靴ではなく、過去と現在をつなぐ架け橋として、あなたの足元に文化を届けてくれることでしょう。