働く楽しさと自己肯定感を高める出前授業！～ハッピースマイル佐藤社長の講演会報告～

株式会社ハッピースマイル代表取締役社長兼CEOの佐藤堅一氏が、2023年10月6日、我孫子市立布佐中学校にて講演会を実施しました。コロナ禍で職場体験の機会が減少する中、学生たちの働く楽しさや自己肯定感を育むことを目的に行われたこの講演会には、中学2年生が熱心に参加しました。

講演では、佐藤社長自身の学生時代や自衛隊での経験談を交えながら、生徒からの質問に答える形式で進められました。生徒たちは「社長の仕事とは何か」「大きな決断をどう下すか」「夢の実現に必要なもの」など、将来に繋がる様々な質問を積極的に行いました。

講演内容：生徒からの質問と回答

「社長」の仕事とは？
佐藤社長は、「先の見えない道を、どちらへ進むか考え決めること。未来を見据えて決断することが仕事です」と答えました。常に未来を見据え、変化に柔軟に対応していくことの重要性を説きました。

大きな決断をするときに迷った場合は？
「誰のためになるのか、会社のビジョンと合致するのか、そして失敗した時に他人のせいにしないか、この3点を考慮して決断します」と、責任感と客観的な視点を持つことの大切さを強調しました。

働くために今から身につけておくことは？
「検索力」の重要性を指摘。「調べたい情報を自ら探し、インターネットを正しく使いこなす能力は、仕事をする上で不可欠です」と述べ、情報収集能力の育成を促しました。

自信をつけるために必要なことは？
「約束を守る」ことの大切さを説きました。「相手との約束」と「自分との約束」の2種類があり、前者は信頼、後者は自己肯定感を得られると説明。小さな目標でも達成していくことで、自信が育まれると強調しました。

最後に佐藤社長は、「成功の反対は挑戦しないこと」という言葉を紹介。「成功も失敗もない人生か、成功と失敗がある人生か。過去と他人は変えられないが、自分自身は変えられる。無理だと決めつけるのは自分自身です。迷った時は『本当はどうしたい？』と自問自答し、自分と向き合うことが大切です」と、生徒たちに力強いメッセージを送りました。

生徒たちの感想

講演会に参加した生徒たちは、仕事の本質や自己肯定感の育て方について多くの気づきを得たようです。

「仕事は世の中の困りごとを解決すること」という考えに共感した生徒
自信の付け方、目標達成への方法を学んだ生徒
社会に出るために必要なこと、モチベーションの維持方法を理解した生徒
「お金を稼ぐため」だけでなく「他人のため」に働くことの重要性を認識した生徒
自分のワクワクする仕事について考えるきっかけを得た生徒

多くの生徒が、講演会を通して働くことへの理解を深め、自己肯定感を高めるきっかけを得たようです。

学校関係者へのメッセージ

ハッピースマイル社は、今後も中高生向けの「働くことの楽しさを学べる出前授業」や、大学生・起業家向けの就活支援、起業マインド育成プログラムなどを積極的に展開していくとのことです。

株式会社ハッピースマイル概要

代表取締役：佐藤堅一
本社：埼玉県さいたま市大宮区桜木町
事業内容：写真展示販売プラットフォーム「みんなのおもいで.com」の運営

この講演会は、学生たちの未来を明るく照らす、貴重な機会となったと言えるでしょう。