山田屋、シンガポールでその魅力を発信
1867年に創業した和菓子メーカー、株式会社山田屋が2026年10月、シンガポールで開催されるアジア最大級の日本食見本市「FOOD JAPAN 2026」に出展しました。愛媛県松山市に本社を置く山田屋は、長い歴史を持ち、伝統的な和菓子作りに励んできました。
理想の餡を追求する老舗
山田屋が手がける「山田屋まんじゅう」は、選び抜かれた小豆と白双糖を用いることで、洗練された風味が特徴の代表銘菓です。この商品は薄さ0.1mmという皮でこしあんを包み込み、まろやかな甘さを引き立たせています。
近年、伝統を守りつつも季節に合わせた新しい和菓子やカフェの展開も行い、和菓子の新しい可能性を探求しています。
海外市場への進出
シンガポールにおける日本食の人気が高まる中で山田屋も新たな挑戦を決意しました。健康志向のニーズが高まっている東南アジア諸国で、日本の伝統的な素材や技術が注目されています。山田屋がこの展示会に出展した背景には、シンガポールを通じて世界中に日本の和菓子の魅力を伝えたいという強い思いがあります。
展示会でのラインナップ
FOOD JAPAN 2026の山田屋ブースでは、伝統的な和菓子に加え、現地の嗜好に合った商品群も展示されました。
濃厚な抹茶の風味と上品な甘みが調和した「抹茶水羊羹」に多くの好評が寄せられ、「本格的な味」との声が多数ありました。
150年以上愛され続けるこの商品からは、特有の餡の風味に驚かれる方が多く、伝統が持つ力を実感した瞬間でした。
他にも、名水を用いて作る「澄んだ天然水のおしるこ」や、豊かな素材の甘さを引き出した「水羊羹」など、多彩な商品を展示しました。
健康志向と伝統の融合
ブースを訪れたバイヤーや食のプロたちからは、山田屋の製品が健康志向にマッチしているとの評価を得ました。山田屋の常務取締役、髙辻孝将は「今回の出展を通じて、アジア中のバイヤーから実り多いフィードバックをいただきました」と話します。
この展示会は、山田屋が国内外市場で愛媛の良さ、さらには日本の食文化を広める大きな一歩となりました。
会社概要と今後の展望
山田屋は今後も愛媛の地で育まれた和菓子の伝統を現代に引き継ぎ、さらなる海外展開を目指していく予定です。
このように、山田屋は日本の和菓子文化を大胆にアピールし、今後の展開が楽しみです。