多言語音声翻訳コンテストが開催中
言葉の障壁を取り払い、自由なコミュニケーションを実現するために、多言語音声翻訳技術の促進を目指す「多言語音声翻訳コンテスト(第2回)」が開催されています。このコンテストは、総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が共同で行っており、世界中のアイデアを集めてその普及を促進することを目的としています。
コンテストの概要
本コンテストでは、2つの部門が用意されています。一つは「アイデアコンテスト」で、これは多言語音声翻訳技術の新しい利用方法やアイデアを募集するものです。もう一つは「試作品(PoC)コンテスト」で、実際に動くプロトタイプの提出が求められます。
特に注目される「アイデアコンテスト」は、応募締切が迫る中、革新的なアイデアが数多く寄せられることを期待されています。応募対象は中学生以上。未成年者は保護者の同意が必要です。個人またはチームでの参加が可能ですが、チームメンバー全員が中学生以上である必要があります。
応募方法と締切
応募は専用のWebサイトから行うことができ、エントリーシートをダウンロード・記入の後、所定のフォームから送信します。締切は
11月14日(木)で、後日、選考を経て一次審査通過者が決定されます。一次審査を通過した参加者は、12月14日(土)に行われるアイデアコンテストでプレゼンテーションを行い、最終的な優秀作品が選ばれることになります。
審査会の詳細
審査会は12月14日、東京都港区のTEPIAホールで行われます。参加者のアイデアは専門家によって審査され、最も優れたアイデアには総務大臣賞などの表彰が予定されています。これにより、優れたアイデアが実現へと結びつくチャンスが与えられます。
このコンテストの実施には、内閣府が支援する「官民研究開発投資拡大プログラム」(PRISM)が活用され、凸版印刷株式会社が事務局を担当しています。
連絡先情報
参加や問い合わせに関しては以下の連絡先が利用可能です:
担当: 山川、岩下
Eメール:
[email protected]
先進的音声翻訳研究開発推進センター
担当: 香山研究マネージャー
電話: 0774-98-6810
Eメール:
[email protected]
このコンテストを通じて、参加者が新たなアイデアを発表し、言葉の壁を越えたコミュニケーションを実現する手助けをする機会を提供しています。あなたもぜひ、独自のアイデアを持って応募してみてはいかがでしょうか。