BIPROGYとPHRO、健康行動支援の新たな一歩
BIPROGY株式会社と一般社団法人プレシジョンヘルスケア研究機構(PHRO)は、生活者の健康行動を支援するための共同事業を開始します。この新たな取り組みは、健康意識の向上と行動の変化を促進し、2025年6月から「PHRoシステム」を利用して具体的なサービスを提供することを目指しています。
共同事業の背景と目的
両者の提携は2021年12月に結ばれました。この共同事業の中心には、日常生活にヘルスケアの要素を取り入れることがあり、生活者が健康に対してより意識的に行動するための支援が必要であるという認識があります。PHROの計測業務と健康科学の研究を活用することで、生活者だけでなく、事業者の研究開発も促進しようとしています。
「PHRoシステム」リニューアルの目的
共同開発によるリニューアル計画では、利用者および事業者への利便性向上を目指します。生活者に対しては、健康状態を可視化することで、行動を促すきっかけを提供します。また、個別に必要な情報を届け、持続的な健康行動を支援する仕組みを整えています。事業者には「PHRoシステム」を通じて必要な商品やサービスの研究開発を後押しする支援が行われます。
BIPROGYとPHROの役割
- - BIPROGY: 「PHRoシステム」や新サービスの開発運用を担当。
- - PHRO: 計測技術に関するノウハウを提供し、「PHRoシステム」の開発を助言。
今後の展望
BIPROGYとPHROは、2025年に「PHRoシステム」から得たデータを活用した新サービスを展開する予定です。この新サービスによって作られるデータを基に、事業者が生活者の健康行動を支援する商品やサービスの開発が進められます。両者は、サービスを複数展開し、データの循環を図りながら、価値の提供と事業の拡大を追求しています。
BIPROGYとPHROの企業情報
BIPROGY株式会社
- - 代表者: 齊藤 昇 代表取締役社長
- - 資本金: 54億8,317万円
- - 設立: 1958年3月
- - 所在地: 東京都江東区豊洲1-1-1
一般社団法人プレシジョンヘルスケア研究機構
- - 代表者: 浦田 千昌 代表理事
- - 設立: 2020年2月
- - 所在地: 大阪府大阪市北区天満橋1-8-30 OAPタワー609号
この共同事業は、今後の健康分野において直接的に影響を与え、生活者の健康課題解決に寄与することが期待されています。デジタル技術を通じて、両者が手を携えて実現する健康的な未来が楽しみです。