介護とテクノロジーの融合
2021-01-08 12:08:57
介護の新時代を切り拓く『Helppad』と『眠りSCAN』の連携
介護の新しい幕開け
近年、介護の現場では働く人々の負担軽減が重要課題となっています。そこで、株式会社abaとパラマウントベッド株式会社が共同開発した排泄ケアシステム『Helppad(ヘルプパッド)』が新たな一歩を踏み出しました。この度、同システムがパラマウントベッドの見守り支援システム『眠りSCAN』と連携することが決定し、2024年2月中旬からその運用が開始される予定です。
『Helppad』の特長
『Helppad』は、排泄介助が適切に行われない場合に、施設利用者に品質が低下する可能性や介護職員の精神的な負担を軽減することを目的としたシステムです。これは、したがって介護現場における効率的な運営に寄与し、居住者に対するサービスの質を向上させることが期待されています。従来の方法では、身体を装着したセンサーを用いることが必要でしたが、『Helppad』では非接触・非侵襲の技術が導入されています。この方式により、入居者に対する介護のアプローチが大きく変わることが期待されます。
『眠りSCAN』との統合
さらに、パラマウントベッドの『眠りSCAN』は、マットレスの下に設置したセンサーが体動や睡眠状態を把握し、データを可視化することができます。これにより、介護職員は利用者の状態をリアルタイムで把握し、適切なケアプランを立てやすくなります。
今回のシステム連携においては、利用者の排泄予報機能を『眠りSCAN Viewer』に表示させることが可能になります。これにより、利用者の睡眠状態を踏まえた排泄ケアの計画が立てやすくなり、実践的な支援を行うことができます。具体的には、利用者の睡眠時の動きや健康状態を基に分析し、何時頃に排泄ケアが必要かを予測することが可能になります。
介護現場への影響
abaは、介護が抱える様々な課題に向き合い続けてきました。また、この技術連携による新しいアプローチは、介護職員の負担軽減にとどまらず、利用者がより快適で安心して生活できる環境を提供することを目指しています。その結果、介護に関わるすべての人々が輝かしい未来を迎える手助けとなるでしょう。
企業の理念
abaは介護の分野で挑戦を続け、業界初の非装着型排泄センサーを提供するなど、技術革新に取り組んでいます。一方、パラマウントベッド株式会社は、多様な製品とサービスを展開し、高齢者の住環境の向上にも貢献しています。
これにより、介護に関する質の向上が期待でき、さらなる進展が見込まれます。今後も両社の取り組みが注目され、介護現場に新しい風を吹き込み続けることが期待されています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社aba
- 住所
- 千葉県八千代市大和田新田1054-200
- 電話番号
-
047-409-2105