日本の歴史と鬼との壮絶な戦いを描く『鬼切丸伝』20巻が発売！

日本の歴史と鬼との壮絶な戦いを描く『鬼切丸伝』20巻

2024年9月24日、株式会社リイド社より退魔アクションシリーズの最新作『鬼切丸伝』第20巻が発売されます。この作品は、平安から江戸時代の日本を舞台にした物語で、天才女流作家・楠桂が描く「鬼」との対決をテーマにしています。

『鬼切丸』シリーズの全貌

『鬼切丸』シリーズは、最初に1992年から2001年まで『少年サンデー増刊号』や『少年サンデー超』で連載され、全20巻を持つ名作です。出版社や舞台、映像化など多彩な展開を経て、今なお多くのファンに愛され続けています。本作は、主人公の少年が日本史の中で潜む「鬼」を斬る姿を描き、その背後に隠された様々な真実に迫る内容になっています。

第20巻の内容

第20巻では、「鬼火起請の章」と名付けられたストーリーや、江戸時代の大奥を舞台にした『延命院鬼事件』など、全6話が収録されています。これらの物語は、相論の是非を神に委ね、過酷な因習が引き起こした悲劇や、美僧の本性を明らかにする内容となっており、歴史の闇と鬼との関係性を深く掘り下げています。

『鬼切丸』の青年は、人を超えた圧倒的な存在である鬼との戦いを続けています。彼は、神器である名剣「鬼切丸」を手にし、人々を脅かす鬼を退治する日々を送っています。これらの戦いは単に肉体的なものにとどまらず、人間の内に潜む闇や、歴史の背後に隠された悲しい事実を映し出しています。