新しい労働組合
2020-06-16 13:01:53
オンライン時代の新しい労働組合『みんなのユニオン』が活躍中!
オンライン型労働組合『みんなのユニオン』の成功
新型コロナウイルスの影響が続く中、日本でも多くの人々が職を失っています。厚生労働省によると、解雇や雇い止めの人数は約2万人に上るとのこと。そうした状況に立ち向かうのが、無料のオンライン型労働組合『みんなのユニオン』です。
『みんなのユニオン』は、厳しい労働環境を改善するために設立され、すでに509名が加入し、57の企業に対して職場環境の改善を求める通知を発送しました。サービスは完全にオンライン化されており、加入も脱退も自由です。組合費は無料で、他の組合にあるような参加義務もないため、多くの人々が気軽に利用できるのが特徴です。
コロナ禍の相談件数
ここ2ヶ月で、116件もの相談が寄せられています。中でも、飲食業界のリース業や派遣業からの相談が目立ちます。これらの業種だけでなく、さまざまな職種の人々が解雇という苦境に直面している現実が浮き彫りになっています。
オンラインでの団体交渉
最近始まった「不当失職への団体交渉」では、具体的には不当解雇や内定取り消しに関する相談を受け付け、解決に向けた交渉を行っています。これまでのところ、3件の団体交渉が成功し、相談者が復職や解決金の支払いを受けることができました。これらはいずれもオンライン上で迅速に進められました。具体的には、内定取り消しに対しては10日間で3ヶ月分の賃金を回収、また違法な整理解雇に関しても納得のいく和解が実現しました。
テクノロジーを駆使した交渉
全国的に見ても、感染予防の影響で団体交渉が延期されるケースが増える中、『みんなのユニオン』はテクノロジーを使った迅速な対応を行っています。専門家による法律文書作成やアドバイスも受けられるため、オンライン上でも安心して相談することができるのです。
セクハラ問題への対応
今後は、団体交渉の枠を広げ、セクハラ問題への対応も強化する方針です。SNSやYouTubeを通じて、より多くの人々に情報を提供し、労働環境の改善に向けて活動を続けていく予定です。このような取り組みが、特にコロナ禍の厳しい状況で働く人々にとって、どれほど助けになるかを考えると非常に重要な存在となるでしょう。
まとめ
『みんなのユニオン』は、オンライン型の労働組合として、コロナ禍での解雇問題に真剣に取り組んでいます。コミュニティを形成し、誰もが気軽に利用できる場を提供することで、労働環境の改善を目指しています。今後の成果が、さらに多くの人々に希望をもたらすことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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みんなのユニオン事務局
- 住所
- 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル7階
- 電話番号
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050-3184-3552