両備システムズ、健診機関向けクラウドサービス「SASAWELL」を提供開始!
株式会社両備システムズは、企業や学校の健康診断を行う健診機関向けのクラウドサービス「SASAWELL(ササウェル)」の提供を開始しました。
「SASAWELL」は、健診機関と企業や学校をオンラインで繋ぎ、受診予定者の情報や健診結果をデータで受け渡すことができるサービスです。これにより、健診機関は、受診予定者の一括受付、受診結果の提供を安全かつ効率的に行うことができます。企業や学校は、従業員や生徒の健康状態を可視化し、健康経営や健康増進のための施策を効果的に推進することができます。
「SASAWELL」がもたらすメリット
健診機関にとって
- - 紙や電子ファイルによる受診予定者情報の受け渡しから、所定のファイル形式でのデータ連携が可能となり、業務効率化を実現します。
- - 健診結果の提出がオンラインで完結するため、時間とコストを大幅に削減できます。
- - 健診結果、精密検査結果、精密検査画像などの情報を一元管理することで、データ管理の効率性と安全性を高めます。
企業や学校にとって
- - 蓄積された健診結果をダッシュボードや集計機能で分析することで、組織全体の健康状況を可視化できます。
- - 健診結果をタイムリーに受け取ることができるため、要指導者への早期対応が可能となり、健康状態の改善を促進できます。
- - 労基報告書やレポート作成を自動化することで、事務作業にかかる時間を削減できます。
安全性と利便性
「SASAWELL」は、厚生労働省、経済産業省、総務省のクラウドサービスガイドライン(通称:3省2ガイドライン)に準拠しており、利用者端末とクラウド間はSSL暗号化通信となっています。そのため、個人情報などの機密情報を安全に管理できます。また、クラウドサービスであるため、新たにサーバーを設置する必要がなく、インターネット環境があれば、既存のPC端末から利用可能です。
背景
近年、企業における健康経営への関心が高まっています。人材不足や従業員の離職防止、働き方改革などの課題解決のために、企業は従業員の健康管理に積極的に取り組む必要性が高まっています。
また、健診機関にとっても、従来の紙ベースの業務から脱却し、データ活用による効率化と安全性の向上を求める声が高まっています。
このような背景から、「SASAWELL」は、健診機関と企業や学校が協力して、従業員や生徒の健康増進に取り組むための強力なツールとして誕生しました。
今後の展望
両備システムズは、「SASAWELL」の機能を継続的に拡充していく予定です。
- - 産業医との面談記録機能
- - ストレスチェック機能
- - 個人向けスマホアプリ
これらの機能により、従業員一人ひとりに寄り添った健康管理を支援し、より効果的な健康経営を推進していきます。
「WELLSHIP」で健診機関業務のDXをトータルサポート
「SASAWELL」に加えて、両備システムズは、けんしん予約All in One「AITEL(アイテル)」、クラウド型巡回健診データ収集システム「Smart J One(スマートジェイワン)」など、健診機関業務のDXをトータルでサポートするソリューション群「WELLSHIP(ウェルシップ)」を提供しています。「WELLSHIP」は、健診機関が企業や学校などの「乗客」を健康に導く「船」というイメージで名付けられました。
健康経営の推進を強力に支援
「SASAWELL」は、健診機関と企業や学校の連携を強化し、健康データの利活用を促進することで、健康経営の推進を強力に支援するサービスです。
企業は、従業員の健康状態を把握し、必要な対策を講じることで、従業員の健康増進と企業の成長を両立させることができます。健診機関は、最新の技術を活用することで、業務効率化と顧客満足度の向上を実現できます。
両備システムズは、「SASAWELL」を通じて、より健康的な社会の実現に貢献していきます。