Fusicが宇宙産業を加速する取り組み
株式会社Fusicは、このたびAmazon Web Services(AWS)が実施する宇宙関連スタートアップ支援プログラム「AWS Space Accelerator:APJ 2025」において、日本の技術支援パートナーとしての活動を正式に開始しました。本プログラムは、アジア太平洋・日本(APJ)地域における宇宙産業の成長を加速することを目的にしており、100,000米ドルのAWSクレジットを始めとする多彩な支援が提供されます。
「AWS Space Accelerator:APJ 2025」は、宇宙関連の企業を対象にした10週間のアクセラレータープログラムで、オーストラリア、インド、日本のスタートアップが参加対象となっています。選ばれた67社のスタートアップは、AWSの専門家による技術ガイダンスやビジネスコーチング、さらに潜在顧客とのネットワーキング機会など、多岐にわたるサポートを受けることができます。
Fusicの取り組み
FusicはこれまでもクラウドコンピューティングやAI技術を用いて、宇宙関連の政府機関及び企業と連携した様々なプロジェクトを推進してきました。本プログラムの中では、日本のスタートアップがAWSクラウドを活用して事業拡大できるよう、技術的な教育支援や導入促進に積極的に取り組みます。
加えて、Fusicは国内のスタートアップがグローバルな宇宙ビジネスで活躍できるよう、インフラを整備する役割も担っています。このプログラムでは、以下の12社に対して支援を行う予定です:
- - 株式会社ElevationSpace
- - 株式会社GLODAL
- - 株式会社ジャオプス
- - 株式会社キックスペーステクノロジーズ
- - 株式会社MJOLNIR SPACEWORKS
- - Orbitorus株式会社
- - Outer Rim Exploration合同会社
- - 株式会社ozora
- - Space Tech Accelerator株式会社
- - 株式会社スペースデータ
- - SynTopic株式会社
- - TelePIX Co., Ltd.
今後の成長に向けた展望
Fusicはクラウド技術やAIの進展を通じて宇宙産業における新たな価値を創造し、関連ソフトウェア市場でのプレゼンス向上を図ります。現在の宇宙産業の成長は目覚ましく、Fusicとしては持続可能な発展に寄与する存在であることを目指しています。
これらの取り組みは、国内の宇宙関連事業者が次のステージへ進むための重要な一歩です。Fusicは引き続き、経済や社会における宇宙産業の役割を重視し、新たなビジネスチャンスを創出する努力を続けていく所存です。
参考情報
最近のFusicの宇宙関連活動は、九州宇宙ビジネスキャラバンや各種国際展示会への出展に見られます。詳細についてはFusicの公式サイトで確認できます。