手漉き和紙展
2025-11-05 07:20:29

武蔵の小京都・小川町で手漉き和紙展開催!ユネスコ登録10周年記念

武蔵の小京都・小川町にて手漉き和紙の魅力を体感



埼玉県の比企郡小川町は、武蔵の小京都と称される美しい町です。この町で行われる特別な展示会、『鳥獣戯画~手漉き和紙ができるまで~』が、2025年11月22日(土)から24日(月祝)にかけて開催されます。今回の展示会は、ユネスコ無形文化遺産に登録された手漉き和紙技術の10周年を祝うものであり、着実にその技術を受け継いできた職人たちへの感謝の意も込められています。

本展示会は、手漉き和紙の原料であるトロロアオイを育て、農家や職人の元に届ける「わしのねりプロジェクト」が主催。展示会では、手漉き和紙の制作過程や流通に関する知識を学び、その魅力を多くの人々と共有することを目的としています。今回の目玉とも言える『鳥獣戯画~手漉き和紙ができるまで~』の大作巻物は、京の名刹・高山寺からの許可を得て制作されました。

この巻物は、高山寺が呪文の中で描かれている国宝『鳥獣人物戯画』をモチーフにし、動物たちが描かれた11メートルを超える大作です。作品を通して、楮やトロロアオイといった和紙の原料の栽培から、実際の紙漉きに至るまでの過程を生き生きと表現しています。展覧後、この巻物は高山寺に奉納される予定です。

手漉き和紙とその文化をひも解く


今回のイベントでは、来場者が手漉き和紙を体験できる機会や、地域ならではのアクティビティが用意されています。小川町和紙体験学習センターでは、実際の研修を受けることができ、手漉き和紙職人としての技術を学んだり、和紙に関する情報を深く理解する場として機能します。

また、地域の町家や建築物を見ながら、和紙の文化を体感するツアーも実施。京都市との連携もあり、京表具の映像公開や水引工芸、和蝋燭、京独楽の展示販売などの体験もできます。さらに、トロロアオイを使用した飲食物の販売や、手漉き和紙を使ったオリジナル商品も手に入れることができます。

スタンプラリーで町歩きを楽しむ


小川町の観光案内所「むすびめ」では、手漉き和紙のはがきを使ったスタンプラリーも実施。このスタンプラリーを通じて、鳥獣戯画のキャラクターと共に小川町を散策し、和紙産地としての町の魅力に触れることができます。特に、秋の紅葉シーズンには、町の美しい景色を楽しみながら、手漉き和紙の歴史を感じることができるでしょう。

展示会の詳細


  • - 日時: 2025年11月22日(土)~24日(月・祝)、午前10時~16時(初日は12時から、最終日は15時まで)
  • - 場所: 埼玉県比企郡小川町
  • - 会場:
- 小川町観光案内所むすびめ(受付)
- 小川町和紙体験学習センター
- 町家・栃本観音堂横 緑会館
  • - 入場料: 1000円(手漉き鳥獣戯画スタンプ用手漉き和紙はがき付き)

この展示会は、手漉き和紙の文化を体験し、楽しむ絶好の機会です。来場者は、小川町の自然や歴史的な風情を満喫しながら、和紙の奥深い魅力を感じることができるでしょう。秋の行楽シーズンに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
スタイルプラス株式会社
住所
東京都港区南青山2-17-13阪本ビル302
電話番号
03-6434-5581

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