災害対策と環境保全を両立した「LED太陽灯 レディオック エリア セレーネ」
岩崎電気が新たにリリースした「LED太陽灯 レディオック エリア セレーネ」は、自然エネルギーを活用した屋外照明の最前線を新たに切り拓く製品です。2023年4月1日より販売が始まり、太陽光のエネルギーを電気に変換して夜間照明に利用することを可能にしています。
この商品は、日常生活はもちろん、災害時にも太陽光のみで点灯を保つことができるという特長を持っており、停電時でも影響を受けずに点灯を続けることができます。特に、近年の災害の頻発を背景に、同製品は防災意識の高まりに応える形で開発されています。
JIL 5510準拠の安心設計
「レディオック エリア セレーネ」は(一社)日本照明工業会によるJIL 5510基準に適合しているため、外部の非常用照明やソーラーライトとして、災害時の避難を支援する役割を担います。さらに、大きな魅力はそのシンプルなデザインで、周囲の景観とも調和します。
満充電の状態であれば、1日に最大14時間の点灯が可能です。この点灯時間は、全点灯で6時間、50%の調光で8時間、そして蓄電容力はなんと5日分の電力を蓄えることができます。
省エネ設計で電気代もゼロ
このLED太陽灯は、太陽光を利用するため電気代がかからないというメリットがあります。これにより、長期的にはコスト削減が見込まれ、さらには環境負荷の軽減にも寄与します。
また、AC100V出力タイプでは、夜間の照明使用に加え、携帯電話などの充電器としても利用可能。この機能は非常時において特に重要な役割を果たすことでしょう。
設置場所の提案
「LED太陽灯 レディオック エリア セレーネ」は、広域避難場所や防災施設、駅前の歩行者空間、集合住宅や学校など様々な場所に設置することが推奨されています。それによって、地域の安全性を高め、安心な暮らしを支える役割を果たすことが期待されています。
簡単な施工と具体的仕様
設置も容易で、配管や電線の埋設工事が不要なのも大きな利点です。施工が簡単でありながら、しっかりとした防災機能を持つため、地方自治体をはじめとした様々な場所への導入が進むことが期待されています。
主な仕様としては、希望小売価格が857,000円(税抜)または1,057,000円(AC100V出力タイプ)。どちらのタイプも最高で14時間の点灯が可能で、使用温度範囲は-10℃から+35℃と幅広く、屋外環境での性能も充実しています。
終わりに
今後も岩崎電気は、地域の防災に貢献し、安全で安心な街づくりを進めることを目指しています。「LED太陽灯 レディオック エリア セレーネ」は、その取り組みの一環として確実に期待されている製品です。環境にやさしい照明が、故郷の安全を照らし出す役割を担うことになるでしょう。地域全体で非常時に備え、安心して暮らせる空間を作り上げる手助けができます。