LED電球の新技術
2026-07-30 13:09:33

日本エクスレディアが公開した高輝度LED電球の熱設計技術「TTR」について

高輝度LED電球の放熱設計「TTR」に迫る



日本エクスレディア株式会社は、2026年7月29日に自社の光リフォームシリーズで採用している放熱設計「TTR」に関する技術資料を公開しました。この技術は、高輝度LED電球の性能を長期にわたり維持するために必要不可欠な要素です。今回は「TTR」の詳細やその重要性について掘り下げてみたいと思います。

高輝度LED電球と熱設計


LEDはエネルギーを光へ変換しますが、全ての投入電力が光になるわけではありません。発光部や電源回路、接合部では熱が発生し、特に電球形LEDランプではその熱が限られた空間に集中しがちです。そのため、LEDの明るさを高める際には、同時に熱設計にもしっかり取り組む必要があります。

内部温度が上がると、発光効率や蛍光体、樹脂、電源回路に悪影響を及ぼし、結果として光束の低下や故障を引き起こします。これからは、LED電球の性能を「点灯直後の明るさ」ではなく、「長時間の使用後にどれだけ光を保てるか」に重きを置くべきです。

TTRの設計思想


「TTR」は、発生した熱を効率的に外部に放散するための設計コンセプトです。具体的には、LED素子から基板、放熱部、筐体、周囲の空気までの熱の伝達と放散の経路を計画的に設計します。単に放熱フィンを大きくしたり、熱伝導率の高い材料を用いたりするだけではなく、熱の流れ全体を考慮することが重要です。

熱設計界では、熱を素早く伝える部分と、周囲に放散する部分の両方が必要です。熱伝導性が高い部材であっても、その先で熱が滞留しては意味がありません。また、筐体の表面温度が低くても、内部で局所的に高温になってしまっていては、効果が薄れます。それゆえ、当社の技術資料では熱源や経路、放散面、測定位置を明確に区別して説明しています。

D180とS100Nの技術的違い


高出力のD180Nと、よりコンパクトなS100Nは、それぞれ異なる熱設計課題を持っています。D180NはE26口金で全光束3,000lm、サイズは高さ132mm×直径70mmです。一方、S100NはE17口金で全光束1,430lm、サイズが高さ85mm×直径45mmと小型化されています。

両者は高輝度化をただの出力増加として考えてはいません。必要な光束、筐体寸法、電源効率などの条件を一つの設計基準として洗練させています。「TTR」はこの中の熱設計を担い、性能全体の基盤となっています。

光束維持率とその重要性


最近公開された試験結果では、D180Nの40,000時間時点での推定光束維持率が94%であることが示されています。この指標は、初期光束を100とした際に、一定時間後にどれだけ光束が残っているかを表します。この94%という数値は、業界の定格寿命基準である70%を上回っているため、非常に優れた結果です。

ただし、この数値はTTRの効果のみを示すものではなく、製品全体の設計品質を反映しています。LED素子や基板、電源回路、材料、光学部品などの全てが影響し合い、この結果が導かれているのです。

ISOによる認定と透明性


日本エクスレディアが使用しているTAFとは、試験所の能力を認定する機関であり、ISO/IEC 17025の基準に基づいています。この試験報告書は、製品を認証したことを意味するものではなく、あくまで性能評価の結果です。信頼性を高めるため、製品に関する数値は必ず条件を記載し、比較対象と共に提示します。

これからの製品開発


日本エクスレディアは、これからも高品質なLED製品を通じて、快適な生活空間の提供を目指しています。ですから、今後は透明性を保ちながら、製品の信頼性を向上させる取り組みを続け、ユーザーに安心して長く使用できる価値を提供します。詳細や技術資料については、当社の公式サイトで確認できます。

公式サイト


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会社情報

会社名
日本エクスレディア株式会社
住所
福岡県福岡市中央区薬院3-16-26西鉄薬院ビル5階
電話番号
092-600-7868

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