アイリスオーヤマが手がける「データドリブンワークショップ」
アイリスオーヤマ株式会社が、神戸大学、福岡大学、北陸大学と共同で始めた「データドリブンワークショップ」は、マーケティング人材の育成に画期的な取り組みです。特に実社会のデータを活用した学びを提供することで、学生が実務に直結したスキルを身につけることを目指しています。
1. マーケティング人材の必要性
近年、企業活動におけるデータの重要性が増してきています。アイリスグループは多岐にわたる事業を展開しており、それに伴う高度なデータ分析や戦略立案が求められています。このような背景から、マーケティング人材の育成が急務となっています。
2. データドリブンワークショップの概要
本ワークショップは、3大学との連携によって、実業に根ざしたマーケティングスキル育成を目的としています。参加学生は、以下の3つのコースから1つを選び、研究を行います:
- - リアル店舗のPOSデータを活用した売上改善提案
- - ECサイトでの顧客行動データ分析を通じたサイト改善アイデア
- - POSデータとECサイトの顧客レビューを用いた商品企画提案
このプログラムにアイリスオーヤマが参加するのは初めてで、実際のビジネスデータを学生に提供し、実践的な学びを促進します。
3. 中間報告会と最終報告会
ワークショップでは、1か月ごとに2度の中間報告を行い、その後最終報告会を設定しています。これにより、学生は自らの研究成果を実際の経営活動に持ち込むための重要なフィードバックを受けることができます。特に、当社のマーケティング責任者が学生の提案に対してアドバイスを行うなど、貴重な学びの機会を提供します。
4. 未来を見据えた取り組み
アイリスオーヤマは、今後も学生たちのマーケティング教育に貢献する意向を持っています。リアルなデータを基にした学びは、学生をゼロから一人前のマーケティング人材へと導く大きな手助けとなるでしょう。企業と教育機関の連携がもたらす革新に、期待が寄せられています。
実施予定スケジュール
- - 第一回中間報告会:2024年9月27日(金)オンライン
- - 第二回中間報告会:2024年10月29日(火)オンライン
- - 最終報告会:2024年11月29日(金)東京都内
今回の「データドリブンワークショップ」は、参加する学生たちにとって非常に貴重な経験となるでしょう。アイリスオーヤマの取り組みが、さらなる若手マーケティング人材の育成に寄与することが期待されます。